夕日ヶ浦海岸

兵庫県北部にある古湯です。1300年前に開湯、江戸時代の温泉番付では有馬温泉に次ぐ、西関脇に格付され、明治時代には日露戦争の療養地として、志賀直哉の「城の崎にて」に登場する舞台として愛されました。大谿川沿いの7つの外湯めぐりが人気で、柳の木が幻想的な風景を醸し出しています。

宮津湾と阿蘇海を南北に隔てる3.6kmの砂丘で、日本三景の１つです。何千年もの歳月をかけて約8,000本の松林が生え、東側には白い砂浜が広がって出来た神秘的な情景です。背を向けて股の中から見る「股のぞき」により、天に舞い上がる龍を見ることが出来ます。

京都伊根町に立ち並ぶ、船の収納庫の上に住居を備えた、この地区独特の伝統的建造物です。1階に船揚場、物置、作業場があり、2階が居室となっています。江戸時代からある舟屋が現在200棟以上存在しています。

1431年に山名宗全に築かれた竹田城の跡です。豊臣秀頼の但馬攻め「竹田城の戦い」により落城し、関ヶ原の戦いの後に廃城となりました。虎臥山の山頂に築城され、しばし雲海が発生することから、「天空の城」や「日本のマチュピチュ」とも呼ばれる絶景の地です。

鳥取県北東部にある、約15kmにわたるリアス式海岸です。断崖、奇岩、洞門が続き、海面上に大小の島や岩が散在する風景が宮城県の松島に似ていることから「山陰の松島」と呼ばれることもあります。ビーチも広がっており、夏は海水浴場として賑わいます。

鳥取県にある、東西16kmの日本最大級の海岸砂丘です。3本の砂丘列が日本海とほぼ平行に走っており、「馬の背」と呼ばれる第二砂丘列が最も有名な絶景スポットです。ハンググライダーパラグライダーサンドボードの場としても愛されています。

美嚢川を流れ落ちる滝です。落差4m、幅30m、雄滝、雌滝の2段に流れる広がりのある滝で、早朝の朝焼けが美しいことで写真家に話題の秘境スポットです。万八たぬきとお万きつねが化け比べをしたという民話の舞台としても有名です。※兵庫県 黒滝の朝 © Tomato_249 クリエイティブコモンズライセンス（表示4.0 国際）https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/

1198年に重源により建立された真言宗の寺院です。本尊は薬師如来と阿弥陀如来で、快慶の大作である阿弥陀三尊像が浄土堂とともに国宝として指定されています。浄土寺裏山には1万本のあじさいが散策道を鮮やかに彩ります。

創建の年代不明の神社で、全国約450社ある貴船神社の総本社です。水神こと高龗神を祭神とし、古くから祈雨の神として信仰され、その際に木の板に描いた馬が奉納されたことから、絵馬発祥の地とも言われています。本宮から上流300mの場所には結社と呼ばれる、縁結びの神である磐長姫命を祭神とすることから、多くのカップルに人気がある神社です。

1346年に赤松貞範により創建された、日本で唯一世界遺産に選ばれた城です。現存12天守に含まれる天守閣が存在し、天守が国宝指定された5城のうちの1つで、日本三名城にも数えられます。戦国時代に城主となった豊臣秀吉や池田輝政により拡張され、現在の大規模な城郭となりました。その優美な姿から「白鷺城」の異名を持ちます。

嵯峨野にある、400mの竹林の道です。平安時代から貴族の別荘や庵が開かれた土地にあり、かつて貴族たちに愛された竹林の情景が1000年を経た今も残っています。京都の象徴として数多くの観光客が訪れるため、ゆっくり観光したい方は早朝や夕方に訪れるのがベストです。

1345年に足利尊氏により建立された、臨済宗天龍寺派大本山の寺院です。後醍醐天皇の冥福を祈り供養する目的で創建されました。釈迦如来を本尊とし、世界遺産に登録されています。嵐山の美しい紅葉を眺めることが出来る庭園には、紅葉狩りに多くの観光客が訪れます。

敦賀半島の先端に浮かぶ小さな無人島です。遠浅の砂浜と岩場に囲まれており、「北陸のハワイ」と呼ばれるほどの透明度抜群の青い海でおもいっきり夏を満喫できます。7月中旬から8月末までの約2ヵ月間だけ渡ることができます。

1450年に細川勝元により創建された臨済宗の寺院です。釈迦如来を本尊とし、世界遺産に登録されています。枯山水庭園で有名な「石庭」は、禅の境地を示していると言われ、どの位置からも15個全ての石を見ることが出来ないように配置されています。1975年にイギリスのエリザベス2世が訪れたことで、世界的に有名になりました。

1397年に足利義満が創建した臨済宗の寺院です。観音菩薩を本尊とし、世界遺産の１つです。「金閣」と呼ばれる金箔を張った舎利殿を中心とした庭園は極楽浄土をこの世に表したと言われます。鏡湖池には、義満に取り入ろうとした諸大名が競って奉納した石で出来た葦原島鶴島亀島があります。慈照寺（銀閣寺）と共に室町時代を代表する寺院です。

滋賀県にある、日本最大の面積と貯水量を持つ湖です。約400万年～600万年前に出来たと言われ、縄文時代から現在まで多くの人々の水源として暮らしを支えてきました。湖の形が琵琶という楽器に似ていることから、名付けられました。

神戸市にある、日本三名泉の１つです。1400年前に開湯、戦国時代は豊臣秀吉に愛され、江戸時代の温泉番付では、最高位である西大関に君臨していました。鉄分の多いお湯で知られ、「金の湯」「 銀の湯」「 太閤の湯」が有名な外湯です。※写真提供：一般財団法人神戸観光局