宿泊費高騰で変わるGW旅行のかたち|ホテル代を抑える車中泊という選択
宿泊費高騰で変わるGW旅行のかたち|ホテル代を抑える車中泊という選択

宿泊費高騰で変わるGW旅行のかたち|ホテル代を抑える車中泊という選択

Carstayのオウンドメディア「VANLIFE JAPAN」編集長。コーヒー好きが高じて、バリスタの資格を取得。自社ガレージMobi Lab.にて、コーヒーも販売中。

GWの旅行を考えたとき、以前よりも気になるのが「宿泊費の高さ」です。

行きたい場所はあっても、ホテルや旅館を調べてみると想像以上に高く、思わず予約をためらってしまう。そんな経験をした人も多いのではないでしょうか。


さらに、GWには混雑や渋滞も重なり、これまでのようにホテルを取って出かける旅行がしにくくなっている実感もあります。


そこで今回は、GW旅行に対してどのような意識や悩みを持っているのか、また宿泊費高騰を受けて旅行スタイルにどのような変化が起きているのかを探るため、Carstayユーザーを対象にアンケート調査を実施しました。調査からは、ホテル一択ではない新たな選択肢として、いま車中泊が見直されつつある実態が見えてきました。

GW旅行の本音から見えてきた、新しい旅のかたち

画車中泊という新しい旅のスタイル


GWの旅行を考え始めるとき、以前よりも多くの人が最初にぶつかるのが「宿泊費の高さ」です。


行きたい場所はある。休みも確保できそう。でも、いざホテルや旅館を探してみると、想像以上に料金が高い。ようやく条件に合う宿を見つけても、今度は混雑や渋滞が気になる。


そんなふうに、旅そのものを楽しむ前に、計画の段階で気持ちが重くなってしまうことは少なくありません。


実際にCarstayが実施したアンケートでも、GWの旅行需要そのものは依然として強い一方で、宿泊費や混雑が大きなハードルになっていることが見えてきました。そして、その中で改めて存在感を増しているのが「車中泊」という選択肢です。


宿泊費が上がり続けるいま、旅をあきらめるのではなく、旅の形を見直す。今回の調査結果からは、そんな変化の兆しが読み取れました。

旅行は行きたい。でも「高くて混む」がGWの大きな壁

今回のアンケートでは、ゴールデンウィークの旅行について「旅行を検討している」「すでに計画・予約済み」と回答した人は約60%「旅行するか迷っている」を合わせると80%以上を占めました。


つまり、多くの人がGWの旅行を計画しています。


一方で、旅行を考えるうえでの障壁として多く挙がったのが、「混雑・渋滞が心配」「宿泊費が高い」「交通費が高い」といった項目でした。


この結果から見えてくるのは、旅行に行きたくないのではなく、行きたい気持ちはあるのに、従来どおりの旅行スタイルでは成立しにくくなっているという実態です。GWは観光スポットに人が集中しやすく、人気エリアほど宿の価格も上がりやすい時期です。そうした中で、多くの人が「どこへ行くか」以前に、「どう泊まるか」を考え直さざるを得なくなっています。

宿泊費の値上がりは体感ではなく、行動を変えるレベルに

90%以上が宿泊費の高騰を感じている


今回のアンケートでは、宿泊費の値上がりを「とても感じる」「やや感じる」と回答した人が90%を超えました。宿泊費高騰は一部の人だけの印象ではなく、かなり広く共有されている感覚だといえます。


さらに注目したいのは、その値上がりが実際に旅行計画の変更につながっていることです。


回答の中には、


  • ホテル以外の宿泊手段に変えた
  • 旅行自体をやめた
  • 宿泊先のランクを下げた
  • 行き先を近場に変えた
  • 日程をずらした


といった行動変容が多く見られました。ここから分かるのは、宿泊費高騰が単なる不満ではなく、旅行の意思決定そのものを変えているということです。


これまでなら当然のようにホテルや旅館を探していた人たちが、「別の泊まり方」を検討するようになっている。今回の調査では、そうした変化がはっきりと表れていました。

「ホテル一択」ではなくなったいま、車中泊が現実的な選択肢に

ホテル・旅館以外で検討している宿泊手段を尋ねた設問では、「車中泊」が最も多い回答を集めました。


キャンプや民泊、グランピングを上回り、ホテル以外の現実的な選択肢として車中泊が強く意識されていることがうかがえます。


この背景には、もちろん宿泊費を抑えたいというニーズがあります。ただ、今回の結果を見ると、車中泊が支持されている理由はそれだけではありません。


車中泊に対するイメージとして多かったのは、「旅程の自由度が高そう」「宿泊費を節約できそう」といった回答でした。特に前者、つまり自由度への期待が大きいのが印象的です。


GWのように混雑しやすい時期は、ホテルの予約状況やチェックイン時間に予定を縛られがちです。一方で車中泊は、宿泊先の取り方そのものを変えることで、旅程に余白を持たせやすくなります。出発時間をずらしたり、途中で予定を変えたり、混雑状況を見ながら動いたりできる。こうした柔軟さが、いま改めて価値を持ち始めているようです。


つまり車中泊は、単なる「安く泊まる方法」ではなく、混雑する時期でも自分のペースで旅を組み立てやすいスタイルとして見直されているといえます。

節約したいのではなく、旅をもっと楽しみたい

興味深かったのは、車中泊で宿泊費を節約できたら、その分のお金を何に使いたいかという設問です。最も多かったのは「食事」で、続いて「観光・体験・アクティビティ」「温泉・入浴施設」が並びました。


多くの人は、ただ単にお金をかけたくないわけではありません。むしろ、宿泊費を抑えられるなら、その分を旅の楽しさに回したいと考えているのです。


たとえば、せっかく旅行に出かけるなら、現地ならではの食事を楽しみたい。少し良い温泉に立ち寄りたい。観光地での体験やアクティビティにもお金を使いたい。こうした前向きなお金の使い方をしたいからこそ、宿泊費の見直しが重要になっています。


この結果から、車中泊は「我慢の旅」ではなく、旅全体の満足度を上げるための再配分として捉えることができます。宿にお金をかけすぎず、そのぶん体験に回す。そうした考え方が、いまの旅行者には自然に受け入れられつつあるのかもしれません。


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それでも不安はある。車中泊の課題は「トイレ・入浴・安全性」

快適性と安心感を担保しよう


もちろん、車中泊が無条件に選ばれているわけではありません。

今回の調査では、車中泊に対する不安として「トイレ」「入浴」「暑さ・寒さ対策」「防犯・治安」が多く挙がりました。さらに、車中泊スポットに求める条件としても、「トイレが近い・併設」が圧倒的に重視されていました。


この結果から見えてくるのは、車中泊に興味を持つ人が増えている一方で、実際に選ぶには快適性と安心感の担保が欠かせないということです。


自由に動ける、宿泊費を抑えやすいといった魅力があっても、トイレに困るかもしれない、入浴場所が分からない、防犯面が不安、暑さ寒さに耐えられるか心配、といった懸念が残れば、実際の行動にはつながりにくくなります。

泊まり方を変えると、GW旅行はもっと自由になる

新しい旅のスタンダード


これまでのGW旅行は、ホテルや旅館を押さえることが前提でした。どこに泊まるかを先に決め、その予約に合わせて移動や観光の予定を組む。それが当たり前だったからこそ、宿泊費高騰や空室不足は旅行そのものを難しくしてきました。


しかし、今回の調査からは、その前提が少しずつ変わりつつあることが見えてきます。ホテルに泊まる以外にも選択肢がある。その中でも車中泊は、単に費用を抑える手段ではなく、混雑時期の旅に柔軟性を持たせる方法として注目されている。


そう考えると、車中泊は「代替案」ではなく、新しい旅のスタンダードのひとつとして捉えることもできそうです。


もちろん、誰にとっても車中泊が最適とは限りません。向き不向きもありますし、解消すべき不安もあります。それでも、宿泊費が上がり続ける今、旅行をあきらめるのではなく、泊まり方を変えることで旅を成立させる人が増えているのは確かです。


GW旅行をめぐる状況が変わる中で、どこへ行くかだけでなく、どう泊まるかを見直すことが、これからの旅を考えるうえでますます重要になっていきそうです。

アンケート調査から見えたこと

今回のアンケートから見えてきたのは、GWの旅行ニーズは今も強い一方で、宿泊費高騰と混雑によって、これまで通りのホテル中心の旅が組みにくくなっているという現実です。


そしてその中で、車中泊は自由度の高い旅を実現するための現実的な選択肢として再評価されつつあります。


一方で、トイレや入浴、防犯、暑さ寒さ対策といった不安が残っているのも事実です。だからこそ今後は、車中泊そのものの魅力だけでなく、安心して泊まれる場所や快適に過ごせる手段をどう整えていくかが重要になります。


宿泊費が高いから旅行を諦めるのではなく、泊まり方を変えて旅を続ける。そんな新しい選択が、これからのGW旅行では、より身近になっていくのかもしれません。

調査概要

  • 調査対象:Carstayユーザー
  • 有効回答数:320件
  • 調査方法:インターネットアンケート
  • 調査期間:2026年3月


※本調査はCarstayユーザーを対象に実施したアンケート結果をもとにしています。車中泊やキャンピングカー、アウトドアに関心の高い層が一定数含まれていると考えられるため、一般生活者全体の意識をそのまま反映したものではない点にご留意ください。


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