阿蘇山

創建の年代不明の神社で、伊弉諾神（男神）伊弉冉尊（女神）石君大将軍が祭神です。神秘的な260段以上の参道を登ると、神殿に辿り着きます。御神木「梛の木」は縁結びのご利益、御神体「穿戸岩」は必勝のご利益があると言われます。アニメ「蛍火の杜へ」の舞台になったことから、聖地巡礼にファンが多く訪れます。

阿蘇山の北にある温泉です。ミシュランガイドに温泉地としては異例の２つ星で掲載されたことで有名です。「街全体が一つの宿 通りは廊下 旅館は客室」というコンセプトで、自然との共生を大事にしながら地域一体となって発展しました。「入湯手形」による湯巡りが人気です。

熊本県阿蘇郡にある、滝幅20mの滝です。滝壺の奥に行くことが出来る「裏見の滝」として有名で、写真家に愛されている秘境です。春には夜間のライトアップも実施しており、幻想的な景色が広がります。

宮崎と熊本の県境にある、五ヶ瀬川にかかる峡谷です。高さ80〜100mにも達する断崖が7kmにわたり続きます。阿蘇山の大噴火により、形成された自然の神秘です。日本の祖神である天照大神の孫である瓊瓊杵尊（ニニギ）が降り立った「天孫降臨」の地です。ボートによる遊覧が人気です。

1607年に加藤清正が築いた、日本３名城の１つです。「五輪書」の著者で、日本で最も有名な剣豪宮本武蔵が晩年を過ごした城として、また日本最後の内戦である西南戦争の舞台となった史跡として有名です。本丸御殿大広間の「昭君之間」は粋で華やかな大名文化の象徴です。2016年の熊本地震で被災しましたが、復興を遂げました。

由布岳の麓にある金鱗湖周辺に広がる温泉です。温泉湧出量は全国2位です。自然の景観を大事にしながら発展した温泉地で、高級旅館が多いのが特徴です。由布見通り湯の坪街道には、オシャレな雑貨屋やレストランが立ち並び、若者からシニアまで幅広い客層に支持される温泉です。

由布市にある標高1583mの活火山です。形が富士山に似ていることから、豊後富士と称されます。古来より信仰の対象として崇められ「古事記」にも登場する霊山です。登山客以外にも、由布岳をバックに久大本線を撮影する鉄道ファンが多く訪れます。

熊本県西部にある海岸です。約2000年前、景行天皇が九州遠征の際に、御輿を駐めて、絶景の海岸線をしばらく見入られたという伝説から、名付けられたと言われています。砂地には、風と波による美しい曲線美の干潟が現れます。

別府市にある名湯です。1300年の歴史を持ち、日本一の源泉数湧出量を誇る大温泉街を有します。別府八湯と呼ばれる8つの温泉郷により形成され、海地獄血の池地獄白池地獄龍巻地獄という4つの奇観を持つ源泉を巡る「別府地獄めぐり」が有名です。砂湯や岩盤浴も豊富です。

八女市に位置する茶畑です。八女茶の生産量は全国6位で全国の日本茶生産量の約3%を占めます。戦国時代から茶葉を栽培しており、幾多数多の歴史人たちに愛されて来た八女茶の畑が一帯に広がっています。

大分県北部にある渓谷で、日本新三景の1つです。260万年前の火山活動によって出来た奇岩の連なる絶景を持ち、日本各地にある奇岩の景色を持つ渓谷の元祖です。無数の絶景が点在しており、総称して耶馬渓六十六景と呼ばれます。

宮崎県中部に位置する、日本の滝百選に選定されている大瀑布です。73mの岩壁から流れ落ちる滝は迫力があります。昔、神武天皇が、この滝の水で矢を研いだという伝説から「矢研の滝」と名付けられました。

雲仙市にある古湯です。701年に開湯し、江戸後期から明治にかけて、シーボルトを始めとして長崎に出入りする外国人のリゾート地として発展しました。雲仙地獄と呼ばれる30の源泉からは絶えず噴煙と硫黄の香りが吹き上げます。キリシタン殉教の舞台となった悲しい歴史を持ちます。

国内最大の弥生時代（紀元前500年頃）の遺跡です。最大の特徴は、集落の防御に関連した遺構とされ、約2.5kmにおよぶ外壕や柵が代表的です。また、発掘調査の結果、36haの敷地の中で竪穴住居高床式倉庫物見櫓古墳青銅器銅鏡等が発見され、古代の人々の暮らしを知ることが出来る貴重な史跡となっています。

1700年頃に建立されたとされる神社です。かつて沖ノ島に置き去りにされた代官が、大魚に助けられて生還し、海中鳥居を立てたという伝説があり、今では海の守り神とされています。「月の引力が見える」と言われるほどに満ち引きの激しい場所に位置しており、干潮時には海中道路を歩いて鳥居をくぐることが出来ます。

919年に藤原仲平が建立した寺院です。「天神様」こと菅原道真の墓所の上に社殿を造営し、主祭神として祀っています。「学問の神様」として学徒の信仰を集め、京都の北野天満宮とともに全国12000社ある天満宮の総本宮とされています。飛梅が有名で、毎年巫女が梅の使節として全国に梅の盆栽を寄贈、御神酒は梅酒となっています。

1899年に高野山から招致された、真言宗別格本山の寺院です。南蔵院は、長年にわたりミャンマーネパールの子供達に医薬品ミルク文房具を贈り続けた返礼として、1988年にミャンマー国仏教会議より仏舎利の贈呈を受け、その仏舎利を祀るために、1995年に全長41mの釈迦涅槃像を建立しました。仏足五百羅漢七福神トンネル等の見所が多い史跡です。