キャンピングカーでアメリカ大陸を横断しました! 海外のVANLIFE事情をお届けします!
「人生で1回はキャンピングカーに乗ってみたい!」と思ったことはありませんか?でも、実際にキャンピングカーで生活するってどんな毎日を過ごすのか、気になりますよね。
そこで今回は、前回の記事でキャピングカーレンタルしてアメリカ大陸を横断した筆者が、この記事ではリアルなVanLifeな1日をご紹介します。舞台は、グランドキャニオンなど国立公園があることでも有名なアメリカアリゾナ州です!
毎朝、太陽が昇ると自然と目が覚めます。日本の都会の喧騒から離れて、アメリカの大自然の中で生活していることを1番実感できる、大好きな時間です。この写真はグランドキャニオンの近くのRVパークから日の出を観に行った時のものですが、あまりの絶景に言葉を失ってしまいました…。こんな絶景ポイントで朝焼けを見られるのは車中泊ならではですね。
RVパークに車中泊した際に、出発前に必ずすることがあります。
それは、
・キャンピングカーに溜まっている汚れた生活水の排水
・キャンピングカーに接続していた電気と給水ポンプの解除
です。
RVパークは、電気や水といった生活に必要なインフラを車に補給する設備と排水ポンプが1台ずつ用意されています。また、シャワーやトイレ、洗濯機といった生活に必要な設備が一通り整っているので、ホテルに泊まらなくても長期滞在することが出来ます。今回の旅では、ほぼ毎日RVパークで快適に車中泊をしました。
この日は観光スポットのアンテロープキャニオンを目指して運転しました。横断旅行では映画に出てくるような道路以外何もなく、左右は荒野がひたすら広がる、そんな風景を走ることも少なくありません。ドライバーは安全のために2時間を目安に交代して運転していました。運転免許保持者はキャンピングカー1台につき最低でも2人、理想は3人いると良いですね。キャンピングカーに付いているナビはアメリカ製で使いづらかったこともあり、Googleマップが役に立ちました。通信するために現地SIMカードが入ったスマホか、ポケットWi-Fiがあると便利です。
ランチは時間短縮のためにマクドナルドやケンタッキーといったファーストフード店で購入することが多かったです。写真はセドナの近くのマクドナルドに寄った際のものです。このお店は景観保護のために世界で唯一ロゴが水色になっており、珍しい店舗なので、もし近くを観光した際はぜひ立ち寄ってみてください!
2時間の運転を経てやっと到着です!駐車場にキャンピングカーを停めて、トラックの荷台に乗ってアンテロープキャニオンの近くまで現地のツアーガイドに連れていってもらいました。
アンテロープキャニオンは写真で観るよりも本物の方が何倍も迫力があり、まるで自然が作り出したアートのようでした。また、岩山内部はかなり奥深くなっており、散策しながら楽しむことができました。死ぬまでに見たいオススメ世界の絶景スポットです!
さて、観光が終わったら今晩宿泊する予定のRVパークまで移動です。この日は昼にマクドナルドで出会った現地の方に教えてもらった公園に寄り道しました。蒸気機関車はアメリカで実際に走っていた当時の車両だそうです。ガイドブックには載っていないローカルスポットに立ち寄ることができるのもVANLIFEの醍醐味ですね。映えまくりの1枚です。
この日泊まったRVパークはかなり大規模で、写真のように何台ものキャンピングカーが停まっていました。RVパークによってはチェックイン時間に制限がある場合もあったため、いつも遅くても夜8時までにはRVパークに到着するようにしていました。(あんまり夜道を走ると怖いというのもありました)
節約のために、晩ご飯は毎晩自炊しており、この日はオムライスでした!晩御飯を作ってくれた女子メンバーに感謝しつつ、お酒を片手に楽しい夜を過ごしました。ドライブしてお酒を飲めるのも、車中泊ならではの体験です。そして、何と言ってもこの一体感がメンバーの絆を深めてくれます。
・日本での生活に比べれば節約旅行になりますが、みんなでご飯を作ったり、観光したりして過ごす共同生活は仲も深まり最高でした!
・実際は移動+観光の日と移動だけの日に分かれるので、事前にバランスのいいルートを考えて準備することが大切です。(準備編の記事はこちら)
・実は、日本にも100箇所以上のRVパークがあります。アメリカはちょっと遠いと感じる方も、まずはCarstayを使って日本でVANLIFEを楽しんでみてはいかがでしょうか?
キャンピングカーでアメリカ大陸を横断しました! 海外のVANLIFE事情をお届けします!