
東京で開催した「Japan Mobility Show 2025」と同様、未来都市の社会像を体感できる企画展「Tokyo Future Tour(トウキョウ・フューチャー・ツアー) 2035」では、日本で初めて販売を開始したEV(電気自動車)キャンピングカー「moonn(ムーン).」ブランドの「T-01(タイプワン)」の実車と、“車両”を “移動体”という形だけでなく「滞在」「宿泊」「商談」「防災拠点」など多様な用途に拡張する実験・体験型の場「モビリティ・ビレッジ」展示の「シェアリングエコノミー」エリアにCarstayの「SAny.VAN(サニー・バン)」を展示します。「T-01」は、中型サイズ以上の商用バンをベースとしたキャンピングカーとしては、国内で唯一のモデルとなります。
東京で約2週間開催された「Japan Mobility Show 2025」でCarstayの展示コーナーには、約30万人の来場者が訪れました。
「Japan Mobility Show Nagoya 2025」ではEVキャンピングカーだけでなく、2024年から販売を開始した「SAny.VAN」も展示します。「SAny.VAN」は、ハイエースなどの新車や中古車を持ち込んでの架装に対応しており、価格は新車で約550万円~、中古で約420万円~、車両の持ち込みの内装架装で220万円 からとなっています。最短1カ月での納車が可能で、業界内でも競争力を有する価格を実現したキャンピングカーです。
【(上から)Carstayがイメージする2035年の“可動産(かどうさん)”がベースの社会、「Japan Mobility Show 2025」で展示した
Carstay出展エリアに関する概要
◆ 展示期間: 2025年11月22日(土)から11月24日(月・祝)9:00~18:00
◆ 展示会場: ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
① 第1展示館「Tokyo Future Tour 2035」:『moonn. T-01』
② 第2展示館東側・屋外特設会場「モビリティビレッジ」:『SAny.VAN』
当日は、来場者限定でノベルティを配布する予定です。
◆ 代表宮下の登壇予定:第2展示館東側・屋外特設会場「モビリティビレッジ」特設ステージにて
・11月22日(土) 15:00-16:00「防災とモビリティセッション」
・11月23日(日) 12:00-13:00「シェアで広がるモビリティ社会」、15:00-16:00「多拠点居住が変えるモビリティライフ」
参考情報: 「Tokyo Future Tour」での「Carstay 2035」の展示について
「Tokyo Future Tour」は、2035年の東京を舞台に、自動運転やEVなどの先端モビリティがもたらす「移動」「暮らし」「社会」の変化を、企業横断で描き出す体験型展示です。
Carstayはその一環として、「動く拠点から、未来の“豊かさ”をつくる 心震えるモビリティに出会える3日間」をコンセプトに、未来都市で“可動産”となるキャンピングカーの役割を提示します。2035年、都市空間では「どこに住むか」ではなく、「どこでどう生きたいか」を選択できる社会が広がります。
Carstayの車中泊スポットと、キャンピングカーのシェアリング・プラットフォーム、自社製造のキャンピングカーが従来の移動・宿泊手段としてだけではなく、都市と自然をつなぐ可動する不動産「可動産」として定義した未来、EVと自動運転の未来が到来したときの“動く拠点”となるキャンピングカーの新しい価値、さらに、災害時には“動くシェルター”となる社会インフラとしての役割も強調し、人と地域、自然と都市をつなぐ新しいライフラインを提案します。
出展ブースでは2035年の“可動産”がもたらす生活シーンを描いた「Carstay2035」のコンセプト・アートの展示、実際の車両を用いた疑似体験、キャンピングカーの新しい価値を体感できます。
Carstayは、2030年代の日本において、観光・宿泊・災害対策・再生可能エネルギーと連動した“動く拠点”の社会的需要が拡大し、バンライフ/車中泊市場が約5,000億円規模に成長すると予測。
今回の展示では可動性・未来性・持続可能性の3つを軸に、“可動産”となるキャンピングカーが都市と自然をつなぐ新しいライフスタイルを創出し、さらに非常時には“動くシェルター(避難所)”として社会インフラを補完する可能性を提示。
“可動産”や“動く拠点”となるキャンピングカーは「普段は旅と暮らしの豊かさを生み、非常時は人の命を守るシェルターになる」という二重の価値を持ちます。
【「SAny.VAN」について】
「SAny.VAN」は業界内で安価で、高いデザイン性に加え、個々のニーズに合わせてヒーターやソーラーパネルなどの追加装備をオプションとして選択することも可能で、レイアウトの自由度と拡張性が高いキャンピングカーです。
内装には車中泊可能なソファベッド、シンク、バッテリー、照明などを標準搭載。今回、新車だけでなく、中古車の仕入れから、持ち込み車両のハイエースなどを同じ内装でキャンピングカーに改修・改造することが可能です。
内装デザインは空・森・海・大地など「自然の中で“生きる”“走る”車両」や「地球の自然」を満喫した「アースカラー“地球の色”」を基本デザインに、上質な素材「ロシアンバーチ」を使用しています。納車は新車で8ナンバー登録含めて最短3カ月、中古車で2カ月、持込車両で最短1カ月となります。
昨今、新車のキャンピングカーの納車には2年以上かかる上、一般的なバン型のキャンピングカーの車両価格が約600万円以上、トラックをベース車両にしたキャンピングカーは約1,000万円以上と高額なため、Carstayでは中古車でも標準仕様の改造が可能で、短納期、かつ高品質で価格を抑えたキャンピングカーを開発、“誰もが楽して購入しやすい”キャンピングカー/“可動産”を提供するものです。(https://mobilab.jp/brands/sany)
【「moonn.」ブランドの「T-01」について】
CarstayとHW ELECTRO(エイチダブリュ・エレクトロ)が共同開発し、日本で初めて販売を開始したEVキャンピングカーです。中型サイズ以上の商用バンをベースとしたキャンピングカーとしては、国内で唯一のモデルとなります。「T-01」のベース車両には、HW ELECTROが生産する100%電力で走行し、二酸化炭素排出量ゼロを実現したEVバン「ELEMO-L」を採用。Carstayが荷室スペースに大型家電やベッドなどを備えたリビング空間を架装し、走行用のメインバッテリーに加えてソーラーパネルや外部電源から給電可能なサブバッテリーを搭載しています。
これにより、キャンピングカーとしての快適な滞在はもちろん、災害時の電源供給や移動型オフィスなど、さまざまな用途での活用が可能です。
「T-01」には43.5kWhの走行用メインバッテリーだけでなく、後部荷室の“動くリビング”には、車両の天井部分「ルーフ」に設置した370Wの大型ソーラーパネルから充電可能な200Aのサブバッテリーに接続し、電子レンジ、冷蔵庫、エアコン、IH調理器など生活に欠かせない家庭用電化製品の使用が可能です。また、100Vの家庭用電源を装備しているため、冬には車載または家庭用ヒーターで暖をとることができ、パソコン、スマートフォン、テレビ、サブモニターなど、あらゆる電化製品の利用と充電が可能です。
「T-01」に完備したベッドは、固定のシングルからセミダブルサイズに拡張ができ、大人2名が就寝可能です。販売価格は995万円~(税込)。
(https://mobilab.jp/brands/moonn)
※バンライフ: 車を通じた旅や暮らしにより“人生を豊かにする”ことを目的として、荷台スペースが広い車“バン”を家やオフィスのように作り変え、車を働く・遊ぶ・暮らしの拠点とする新たな“ライフ”スタイル。