こんにちは!いぬのまどぐちという、犬のメディアを運営している片寄です。
現在は中型犬のぶん太(7歳)と夫との3人暮らし。
愛犬ぶん太が生活の中心になっていることもあり、一緒に運動するためにほぼ毎日クルマに乗って出かけています。
このVANLIFE JAPANでは、バンライフ×ペットに特化した情報の発信をしております!私はまだキャンピングカーを持っていないのですが、いつかキャンピングカーを購入してぶん太とともにでかけ、いろいろな経験をしたいなと考えている最中です。
今回はキャンピングカーをレンタルし、「いぬのまどぐち」運営メンバーと一緒に日帰りペット旅に行ってきました。さっそくそのときの様子をご紹介していきたいと思います。
今回のペット旅に使ったのは、Carstayのカーシェアサービスでレンタルが可能な「モビゴン」。
大きさはキャンピングカー全体の中では中間くらいとのことでしたが、私は普段軽バンに乗っているため、大きなクルマを運転できるか少しドキドキしていました…!
モビゴンは、運転技術の目安が「運転初心者〜中級者向け」となっていました。Carstayでは「車両詳細ページ」に目安の指標や注意点を書いてくれているので、安心してレンタルすることが可能です。
ペット乗車に関してもクルマによって条件に違いがありますので、ご予約前にはしっかりと車両詳細ページをご確認くださいね。
モビゴンは、ケージにペットを入れることでペットの搭乗が可能となる車両です。
Carstayでシェアリングされている車両の中にはケージ不要のクルマもあります。しかしペットをケージに入れるメリットは、以下のようにたくさんあるんです。
1.車酔いの軽減や予防
2.急ブレーキ時の車外放出防止
3.車内からの飛び出しを防ぐ
4.車内から外への吠え予防
5.誤飲を防ぐ
など
今回私たちもケージに入れた状態で犬をクルマに乗せましたが、ケージを利用することで安全にドライブができるということもあり、ケージの利用は非常におすすめといえます。
犬を膝の上に乗せての運転や、窓から顔を出しながらの運転は、道路交通法違反になることがありますのでご注意くださいね。(第55 条第2項)
ケージを車内に出し入れする際、モビゴン後方の扉が細く大きなケージの出し入れができなかったこともあり、横の扉から出し入れを行いました。ペット連れ前提でクルマを借りるときには荷物を搬入することを考慮し、扉の大きさや車内の広さなど、可能な限り事前に調べておくとよいですよ。
今回私がキャンピングカーを選ぶ時の基準にしたのは、以下の4点でした。
1.ペット乗車可能な車両である
2.車内で立つことができる
3.エアコンがついている
4.運転が比較的簡単なもの
この中でも特に、私が1番よかった!と感じているのは「車内で立つことができる」という点でした。
やはり犬を連れて行くと、荷物もかなり多くなります。荷物の出し入れも含め、天気が悪い時や夜間、車内で立ったまま作業ができるというのはとてもありがたかったです。
今回はモビゴンに乗って、横須賀にある立石公園に遊びにいきました。
立石公園には「県営立石駐車場」という無料の駐車場(普通車62台)があります。その無料駐車場は「目の前が海」という最高のロケーション。
広い砂浜に出て、フリスビーをしていっぱい遊んでリフレッシュ!
海にあまり行ったことない2頭は波に興味深々です。愛犬のぶん太は普段から水にバシャバシャ入るタイプではないため、波打ち際で波を観察して海を楽しんでいたようです。
思う存分遊んだら、人も犬も小休憩。
普段はペット可のカフェなどを探してランチをしているのですが、ペットと一緒に利用できるカフェはまだまだ少ないのが現状です。利用が可能な場合も「テラスのみOK」「小型犬のみOK」など、中型〜大型犬は制限がかかることがとても多いんですよね。
今回はキャンピングカーでのおでかけということもあり、カフェ等を利用せずに車中でゆっくりと休憩を取ることができました。
利用した県営立石駐車場駐車場は「クルマ後方の扉を開けると海が見える」というロケーション。きれいな海を眺めながらペットと一緒に休憩ができ、とても嬉しかったです。
休憩中はキャンピングカーの上に乗ってもよし、中でのんびりしてもよし。
冷蔵庫や水が使えるクルマも多いので、簡単な料理を作ることも可能です。キンキンに冷えたドリンクをすぐ飲めるというのは、キャンピングカーを利用する際の醍醐味ではないでしょうか。
クルマから椅子やテーブルを取り出せば、周囲を気にせず好きな場所で好きなだけ過ごすことができます。最近ではテイクアウトが可能な飲食店もかなり増えてきました。「車内で食べる」という選択肢があれば、旅先で焦ってペット可の店舗を探す必要もありませんよね。
食べてみたかった料理も、より気軽に食べられるようになるかもしれません。
ウッドチップの敷き詰められたドッグラン
海でゆっくりと過ごした後は、神奈川県葉山町にあるペットOKのRVパークに向かいました。このRVパークは都心から1時間弱でアクセスできる場所にあり、海や山も近く、湘南・三浦半島の観光も楽しむことができます。
ペット連れにとっては「ドッグランの中でテント泊ができる」という点も、魅力のひとつかもしれません。
この日は犬連れのご家族がいらっしゃいましたが、ドックランの中をペットが楽しそうに走り回っていました。ドックランは脱走防止のためにネットで仕切られているため、安心して利用することができますね。
ドッグランは2面あります。友達同士で利用したり、オフ会での利用も可能です。
RVサイトにはリードフックや写真用のパネルが。このパネルを利用して愛犬の写真を撮り、RVパーク内で楽しいひとときを過ごすことができました。
また施設内には、ハンモックが設置してある人工芝のエリアがありました。こちらのエリアにはおむつとマナーベルトを装着することで、ペットの入場が可能となるようです。
少し暗くなってきてから、焚き火の準備を開始しました。
私は焚き火初心者なので、準備するものや道具の使い方などをまったく知りませんでしたが、今回は特別にスタッフさんに手伝ってもらうことができとても助かりました。
準備をしている間は犬たちもソワソワしていましたが、次第に落ち着き、コットの上で休んでくれていたようです。
コチラの施設は、予約に空きがあればドッグランのみの利用も可能とのこと。
いきなり車中泊はハードルが高い!という方は、日帰りでドッグランを利用するところからスタートしてみると良いかもしれません。
みなさんは、ペットと一緒にキャンピングカーに乗ったことはありますか?
最近ではペットイベントにアウトドア・車関連のブースが出店していたり、キャンピングカーにペットを乗せておでかけやキャンプを楽しむ方が増えたこともあり、「ペット×キャンピングカー」はかなり話題となっている印象です。
実際キャンピングカー所有者の中のペット飼育率は「73.3%」とかなり高く、その中でも犬が「85.5%」という結果に(2020年一般社団法人日本RV協会調べ)。「ペットのためにキャンピングカーを購入する」という方も少なくないようです。
「キャンピングカー」というと、大きなキャンピングカーを想像する方が多いと思いますが、Wikipediaによると「キャンピングカー」とは
寝泊りできる設備を備えた自動車の日本での呼称
とされています。
実際キャンピングカーや車中泊仕様車は、軽自動車などの小さい車両からキャブコンのような大きな車両まで多くの種類があります。
最近では中古車を車中泊仕様にDIYしたり、軽自動車で車中泊をする人が増えたりと、以前より身近なものになっているのです。
2020年に「一般社団法人日本RV協会」が行った
「キャンピングカーを所有していると、ペットとのくるま旅は快適になりますか?」
というアンケートに対し、「はい」という回答が98.2%という結果になっています。この結果からも、キャンピングカーとペットとの相性は抜群といえるのではないでしょうか。
その他にも、キャンピングカーでのペット旅のメリットとして、
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・大きさや頭数に制限されず、食事や宿泊ができる
・周りを気にせず、リラックスできる
・おでかけの幅が広がる
・好奇心と運動欲求を満たせる
・社会勉強になり、社会性が身につく
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などがあげられます。
「 ペット旅」は人間だけではなく、ペットにとってもよい影響をたくさん与えてくれるんです!
メリットがたくさんある「キャンピングカーでのペット旅」ですが、ペットが車酔いをしたり、慣れない場所に不安を感じてしまう場合もあります。
車酔いをする場合は病院で酔い止めをもらう他、短い時間で何度も車に乗る練習をすることで、大幅な改善がみられる場合が多いです。
慣れない場所に不安を感じているときには、「日帰り旅」のような短い時間での旅を何度か経験してから「長期間のおでかけ」や「車中泊」をしてみても良いかもしれません。
2024年2月にリリースしたばかりのハイエースベースの車両「SAny.VAN(サニーバン)」は、ペットとの「日帰り旅」におすすめです。
キッチン、ベッド、サブバッテリー、照明、電源、コンロ、カーテン、ウッドシーリングなど、ちょっとした旅行に必要なものはすべて揃っており、シュラフやキャンプチェアなど多数オプションも用意されているので、手ぶらでもキャンプを満喫できます。
ペットはケージに入れていただくことを条件に乗車可能となっており、ペット乗車の追加料金や乗車するペットの数に制限はありません。
料金は24時間15,000円〜と、高品質な設備が整う最新車両ながらリーズナブルな料金設定で、視界も広く運転もしやすいため、キャンピングカー初心者にもおすすめの車両です!
Carstayでは現在、約200台のペット乗車可能な車両のレンタルが可能です。(2024年3月現在)。
ペットとクルマでおでかけをしたことがないという方でも、キャンピングカーを利用することで気軽にアウトドアを楽しむことができます。
また、キャンピングカーを貸し出しているホルダーの方の中には、ペットオーナーの方も複数いらっしゃいます。クルマをレンタルする際に、ホルダーの方とペットに関連する情報交換ができるかもしれません。
ぜひキャンピングカーを利用し、家族やパートナー、犬友(いぬとも)と一緒に楽しい休日を過ごしてみてください!