東京出身、箱根移住歴6年のフリーランスライター・カメラマン。複数のWebメディアにて料理・生活・バンライフ・アウトドア等の記事を執筆中。 夫婦でデザイン・DIYしたバンで「休日バンライフ」(車中泊)を日常的に楽しんでいます。
「キャンピングカー」や「バンライフ」というと車中泊のイメージが強く、「宿泊をともなう旅の手段のひとつ」と捉えられている部分が多いのではないでしょうか。
しかし、コロナ禍において家の中や屋外でストレスを減らしながらできるだけ楽しく過ごす方法を模索する中で、キャンピングカーや車中泊仕様の車の利用方法も変化してきているようです。
そこで今回の記事では、車中泊以外での「キャンピングカーの活用方法」や、筆者おすすめの車内での楽しみ方をいくつかご紹介していきたいと思います。
キャンピングカーや車中泊仕様にカスタマイズした車を持っているけれど、なかなか使用機会がないというかたや、キャンピングカーを借りてみたいけれど泊りでのおでかけはハードルが高い、と感じているかた必見です!
こだわりのコーヒーグッズやコーヒー豆を車内に積み、好きな場所でおいしいコーヒーを淹れて車内カフェタイム。そんなちょっと贅沢な過ごし方も、キャンピングカーや車中泊仕様の車があれば、日常的に気軽に楽しむことができちゃいます。
目的地に向かう途中でコーヒーショップに立ち寄って煎りたてのコーヒー豆を購入したり、現地のベーカリーやスイーツショップでおいしそうなスイーツをゲット!景色の良い場所で車を停めたら、淹れたての香り豊かなコーヒーとおいしいスイーツを一緒にいただく「車内カフェタイム」のスタートです。
バックドアを開けて絶景を眺めながらいただく淹れたてのコーヒーとスイーツは、非日常感も同時に味わうことができますよ。
新型コロナウイルス流行をきっかけにテレワークやリモートワークに対応する企業がすこしずつ増え、日頃から自宅で仕事をしているフリーランスもワーケーションの流行とともに自宅外にワークスペースを求めるようになってきている傾向があります。
テレワークが可能になったとはいえ、ずっと家の中で仕事をするというのもオンオフの切り替えが難しかったり、集中力が続かなかったりと問題がまったくないわけではありません。
かといってホテルやインターネットカフェにこもって作業をするというのも、月に数回程度なら可能でも、毎日では移動の時間もお金もかかりすぎる、と考えるかたが大半ではないでしょうか。
毎日の仕事をしっかりと気分を切り替え集中して行うために、キャンピングカー車内をワークスーペース(書斎)がわりに利用するというのはいかがでしょうか。
パソコンや仕事の資料などを持って家を出て、自宅駐車場に停めてあるキャンピングカー車内で仕事をすすめるのも良いと思いますし、一度車を出して近隣の公園などに移動してから、キャンピングカーの窓を開け放していつもと違う景色を楽しみながら、のんびり作業をするのもおすすめです。
スマートフォンのテザリング機能を使ったり、車内にモバイルWi-Fiを持ち込める環境なら、タブレットを持参してポップコーンやポテトチップスを食べながら、動画鑑賞や映画鑑賞をして過ごすのもおすすめです。
車内なら少人数で好きなだけ映画を楽しめますし、軽食やスナックなどおいしい食べものをいただきながら、車内でお気に入りの映画をじっくりと堪能することもできちゃいます。
映画以外でも、開放感のある場所に車を停め、大好きなアーティストが参加しているフェスの映像を車内で楽しんだり、お笑い番組の動画をリピートする、なんて過ごし方も可能です!筆者はタブレットだけでなく、ポータブルタイプのブルーレイプレイヤーを購入して車に積み、いつでもお気に入りの映像作品を車内で楽しめるようにしています。
その日の気分で自由に行きたい場所へ行き、車内でお気に入りの映像作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。
キャンピングカー車内なら、好きな音楽をかけてゆったりと過ごしながらの読書タイムも可能です。
毎日忙しくゆっくりと本を読む時間を取ることができないというかたこそ、休日は自宅で本を読んで過ごしたい、と考えていらっしゃるのではないでしょうか。自宅でじっくりと時間をかけて読書をする時間を取るのもよいですが、キャンピングカー車内での読書もかなり魅力的なんです。
自然豊かで雑音のない、静かな場所にキャンピングカーで向かい、車内でお気に入りの音楽を流しながら小説を読み込んだり、雑誌をパラパラとめくって眺めたりすれば、「非日常感」もプラスされ、充実したい癒しの時間を過ごすことができちゃいます。
読書するのに適した静かな場所を探して車を走らせるのも至福の時間。雑誌や小説、エッセイなど忙しくて読むことができていない本を何冊も持って、キャンピングカーでおでかけしてみましょう!
料理が好きなかたなら、設備の整った自宅キッチンでの調理もとても楽しいですが、お気に入りのアウトドア用品や車内での料理に適した調理器具をキャンピングカーに詰め込んで、かんたんな料理を車内で楽しむというのはいかがでしょうか。
おいしいと評判のベーカリーでパンを購入し、コンビニで購入したカット野菜やサラダと一緒に盛り付け、卵やベーコンを焼いてカフェのような「ワンプレートランチ」を車内でいただく。
調理自体はかんたんで短時間で作ることができるメニューでも、お気に入りのアウトドア用品や食器を使って作り盛り付ければ、車内でもアウトドアの気分をしっかりと味わうことができちゃいます。
車内での調理に慣れてきたら、パソコン作業をしている時間を利用してグツグツと煮込み料理を作る、なんてこともできるようになりますよ。
最後にご紹介する車内での充実した過ごし方は、ズバリ「お昼寝」。
バックドアやセカンドドアを開けて気持ち良い風を感じながら景色を眺めつつお昼寝、なんてとっても贅沢ですよね。窓やバックドアを開ける場合は、貴重品をしっかりと保管しておく・周囲のチェックを家族にお願いするなど防犯面に注意することを忘れずに。
景色の良い場所やひと気のない静かなところで思う存分お昼寝したら、それだけで次の日からの生活もがんばろうと思えるから不思議です。
今回は、宿泊無しでもキャンピングカーを上手に活用し、車内で楽しく過ごす方法やアイデアをいくつかご紹介しました。
キャンピングカーというと遠くまで旅にでて車内で長い時間を過ごすイメージが強いせいか、それが楽しそうと思える人もいれば、興味はあるけど敷居が高いと感じてしまう人もいるのではないかと思います。
特に女性は防犯上の問題やトイレやお風呂など、車中泊旅に関して不安な部分もあると思いますので、いきなり泊まりがけで遠出せず、日中の短時間を車内で過ごしてみるというのも不安払拭の意味でもおすすめです。
短時間でも工夫次第でしっかりと楽しめるのがキャンピングカーのメリット。キャンピングカーにすこしでも興味のあるかたやキャンピングカーを有効活用できていないというかたは、今回の記事を参考に車内で充実した時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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東京出身、箱根移住歴6年のフリーランスライター・カメラマン。複数のWebメディアにて料理・生活・バンライフ・アウトドア等の記事を執筆中。 夫婦でデザイン・DIYしたバンで「休日バンライフ」(車中泊)を日常的に楽しんでいます。