佐賀県のCastayステーション「ブーゲンの森」でミチトライフが車中泊してきた

2020年1月11日

2019年10月からハイエースでバンライフ！（が、只今休止中w）喋り好きの関西人です♡新しい体験や、面白そうな人のいるところへフラッと移動中！最近は伊豆下田の海が好きです。

ハイエーススーパーロングバンでバンライフしているミチトライフです！今回の記事は、佐賀県唐津市にあるCarstayステーション「ブーゲンの森」での車中泊体験レビューです。高台から海と町を見渡せ、持ち込みBBQもできる「ブーゲンの森」は、福岡県や佐賀県で車中泊したい方やみんなでワイワイしたい方におすすめの車中泊スポットです♪

ブーゲンの森のある佐賀県唐津市はどんなところ？

九州の北西部、玄界灘に面していて、タイ、イカ、ブリなどの好漁場がある唐津市。冬は波が高く、サーフスポットもあります。また、唐津湾の海辺に続く「虹の松原」は、日本三大松原の一つとして有名な景勝地です。

「虹の松原」はCarstayステーション「ブーゲンの森」から車で約10分。約100万本のクロマツに埋め尽くされた松原は、虹の弧を描いたような形で、長さ約4.5キロメートル、幅約500メートルと広大！県道347号線を走ると両側に見えるので、ぜひドライブしてみてください♪不規則な曲線がおもしろい景色を見ることができますよ。

虹の松原で記念写真。

Carstayステーション「ブーゲンの森」の車中泊スポットはどんなところ？

Carstayステーション「ブーゲンの森」には見晴らしのいい高台に最大10台程駐車できるスペースがあり、混雑して無ければ好きな場所に停めることができます。地面はフラットで、周りに何もないので、夜間も静かでよく眠れました。また、追加料金なしで車の隣にテントを張ってキャンプをすることもできます♪

私たちが車中泊した時は、風も強く寒かったので、防寒対策はしっかりしておくと安心して楽しめますよ。

ステーションの入口からの景色。奥には海も見えます。

駐車場の入口は急勾配なので、大きな車は底を傷つけないようにゆっくり走行してくださいね♪ハイエーススーパーロングバンの運転はゆうすけにお願いし、傷つけることなく走行できました。（笑）

「ブーゲンの森」の設備は何がある？

Carstayステーション「ブーゲンの森」には、車中泊に必要なものが駐車場近くに揃っていたので、快適にすごせました。トイレは車中泊スペース横のビニールハウス内に男女各1つずつあり、とても綺麗。洗い場はビニールハウス内外に1か所ずつあり、ゴミ捨て場もあります！どちらも無料で利用でき、利用者に嬉しい設備ですね♪

もう一つ、あると嬉しいのは電源！ですよね。オプションですが、AC電源を使用できるので、ポータブルバッテリーや携帯などの充電もできます。特に冬場、寒がりの私は電気毛布を使いたいので、ポータブルバッテリーを満タンにして車に持って行けるのでとても助かりました！

（車中泊の寒さ対策についての記事はこちら：冬の車中泊！寒さ対策おすすめグッズをバンライフ夫婦が紹介します）

「ブーゲンの森」では持ち込みBBQがおすすめ

持ち込みBBQをハウスの中で♪広々スペースを貸し切り状態です。

Carstayステーション「ブーゲンの森」では、オプション（1000円）でBBQ設備一式レンタルを追加すると、BBQコンロ、トング、種火の用意と炭の片付けまでしてもらえます。BBQ開始時間を伝えれば、後は焼くだけとお手軽♪食材は持ち込みになりますが、近くに大型スーパーの「ミスターマックス」や鮮魚を買える「おさかな村」があるので、食材の調達にも困りません。今回は年末のカウントダウンを「仲良しクリエイター」とおるん・よしみんと一緒にBBQをしました。

BBQをしない場合も、車内調理やカセットコンロは使用可能。景色がよい分、木など燃え広がりやすい環境なので、不意に飛んだ火の粉などによる山火事防止のため、持参のBBQコンロや焚火は禁止です。マナーは守って安全に楽しんでくださいね。BBQや食事の場所は、ビニールハウス内や外の空間など、天気や気分で選ぶことができますよ！

外にある石のテーブルセット。夜間はライトアップされて幻想的に♪

ホストの宮崎さんはとても気さくな方で、質問すると笑顔で答えてくださいます！宮崎さん自身もBBQが好きで、おいしい物にも詳しいです。わからないことがあれば、聞いてみてください♪地元情報を教えてもらえるはずです！

今回、私たちは宮崎さんから地元のおいしいお肉屋さんを教えてもらいました。

お店の名前は「フクシマストア」。車で約8分の距離にある小さなスーパーですが、佐賀牛からアメリカ牛、ホルモン、鶏肉などなど、色んなお肉が揃っていました。「お肉へのこだわりがあるお店だから、どんなお肉もおいしい。」というホスト言葉通り、実際に「フクシマストア」で購入したお肉はどれも口に入れた瞬間に笑みがこぼれるぐらいおいしかったです。お肉だけでなく、地産の野菜、お酒まであるので食材はこちらで揃えることもできます。

「ブーゲンの森」で景色とイルミネーションに癒される

Carstayステーション「ブーゲンの森」には、ブランコやハンモックなどの遊具があり、ただ車中泊する場所だけでなく景色や雰囲気を楽しめます。ブランコを漕いだ時、足元見えた町の景色は想像以上に高く、一瞬ひやっとしました。（笑）

2人でブランコ。すがすがしい風が…実は寒い。（笑）

夜にはホスト手作りのイルミネーションがあり、ブランコからは「100万ドル…いや、100ドルの夜景が見えるよ！！」とホストの宮崎さん。（笑）都会のような輝きではないけれど、ブランコに座って町の灯りをみていたら、ついノスタルジーに浸ってしまいました。

昼と夜とで全く違って、2度楽しめる景色がここに！

イルミネーションは無料で公開されているので、近所の子供も見に来るようです。この日は私たちも寒さに震えながら子供の様に楽しみました。（笑）

Carstayステーションをきっかけに知った「ブーゲンの森」

ステーションの名前にもなっている「ブーゲンの森」は、ビニールハウス内に、40種類約1000本のブーゲンビリアが咲き乱れる、九州一のブーゲンビリアの植物園です。駐車場所から徒歩で3分程下った先にあります。12月でもここは南国？と錯覚するほど綺麗に咲くブーゲンビリア。花で埋め尽くされた空間は陽気な気分にさせてくれますよ。

最盛期のゴールデンウイーク頃には葉が見えなくなるほど満開になるのだそう。

なぜ佐賀県に「ブーゲンビリア」の楽園があるのか気になって、ホストの宮崎さんに聞いてみました！すると、元々はバナナ園だったけど、偶然もらったブーゲンビリアを育てていくうち、綺麗に咲く花を見て、「寒い季節にも南国気分を楽しんでもらいたい！」と各地からブーゲンビリアを集め、現在は果物園を辞め家族3人で「ブーゲンの森」を営むようになったと話してくれました。「もっとたくさんの人に見てもらいたい！」と笑顔の宮崎さん。Carstayステーションをきっかけに「ブーゲンも森」も知って欲しいと話してくれてました。