新潟県十日町市にある住み開きの古民家「ギルドハウス」で夫婦で車中泊してみた!
新潟県十日町市にある住み開きの古民家「ギルドハウス」で夫婦で車中泊してみた!

新潟県十日町市にある住み開きの古民家「ギルドハウス」で夫婦で車中泊してみた!

バンライファー夫婦のとおるんよしみんです!日産キャラバンで車に住むおうち型バンライフをしながら日本各地を旅しています。 2018年は世界一周、2019年6月から日本一周中。車中泊初心者&女子向けの情報を発信中(^^)!

こんにちは。車中泊で日本一周している仲良しクリエイターのよしみんです。

今回は新潟県十日町市にあるシェアハウスでもない、ゲストハウスでもない、住み開きの古民家「ギルドハウス」Carstayステーションに車中泊しに夫婦で行ってきました。古民家や田舎暮らしに興味がある方必見の記事です!

新潟県十日町市とは?

絶景!星峠の棚田!
 

新潟県十日町市は人口5万5000人ほどのまちです。十日町市にはNHKの大河ドラマのロケ地として使われた「星峠の棚田」があります。星峠の棚田は雲海が発生し、ベストシーズンにはその景色を写真に収めようと全国各地からたくさんの方が訪れます。四季によってまた違う景色を見ることができるので、また違う季節に訪れたい場所の1つです。


美人林!マイナスイオンがいっぱい!

 

また、年間10万人もの方が訪れる「美人林」もあります。丘陵に樹齢約100年ほどのブナの木が一面に生い茂り、そのブナの立ち姿が大変美しいことから「美人林」と呼ばれています。美人林は、昭和初期木炭にするために全て伐採され、その後ブナが一斉に生えることですべて高さや大きさがそろい、今のように綺麗なブナ林になったのです。こちらは周囲より気温が2℃ほど低く、夏は涼しく感じました。

 

また十日町市では3年に一度は野外美術展「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」も行なっており、まちづくりに盛んな地域です。自然豊かな地域で冬は2~3mもの雪が積もることもあるそうです。

ギルドハウス十日町とは

 

2015年新潟県十日町市の古民家を改装し、「ギルドハウス十日町」が完成しました。ギルドハウスとはゲストハウスでもない、シェアハウスでもなく、住み開きの古民家の個人宅「西村さんの家」に、日本各地だけではなく世界各地からたくさんの方が遊びにくる場所。その人数は4年間でなんと約7,800人にのぼります。

 

朝起きたら西村さんの知らない方がリビングにいることがよくあるとおっしゃっていました。朝起きたら自分の家に知らない人がいるなんて、そんなこと普通では考えられないですよね(笑) でも、西村さんの人柄の良さ、ふんわりとした優しい雰囲気、不思議とまた会いたくなります。そしてギルドハウス十日町に初めてお伺いしたにも関わらず、なぜか懐かしいような落ち着いた空間も特別です。そのためギルドハウス十日町に人がこんなにも集まるのも納得です。

 

 

またギルドハウスには現在13人もの方が住んでいらっしゃいます。一人1か月に三食付きで家賃が25,000円!食費だけではなく、水道ガス光熱費、インターネット代も含まれています。これはシェアハウスみたいに賃貸借契約書を交わすのではなく、一人一人が無理のない程度の金額を出し合って住むため、こんなにも安くなっているのです。

ギルドハウス十日町ができるまで

元々西村さんは会社員を十数年間されていらっしゃいました。とても仕事は忙しい毎日でしたがやりがいを感じており、無我夢中で仕事をされていたそうです。しかし40代になって、将来に対しての「不安」の気持ちが大きくなり「このままハードワークのまま定年まで働くのか?」という思いより思い切って会社を退職されました。

 

そして、その後は「新しい働き方」を求めて日本全国旅へ出発!行先も日数も決めずに、進まれたくさんの出会いがありました。はじめは観光地に訪れることが多かったそうですが、1つの都道府県をゆっくりと進み観光地だけではなく、地元の方しか知らないような場所まで隅々と見ていったそうです。その旅の期間はなんと3年間以上


 

その際、旅先で様々な方と出会ったことで「新しい働き方」を見つけるだけではなく「自分自身の生き方」まで探すことができたそう。その旅を終えて新潟県十日町市に住み開きの古民家「ギルドハウス」を作ることに決めたそうです。

ギルドハウスの中

ギルドハウスにはハンモック、漫画、ピアノなど様々なものがあります。しかし、それらの9割のものが貰い物だそう。たくさんの方が訪れる度にたくさんの物を持ってきていただいて色々な物が集まったそうです。ピアノまで貰い物なんてすごいですよね。


 

またギルドハウスの1階の居間にある大きなストーブは皆さんで作成されたそうです。ストーブづくりの職人さんが指示をして、住人や地域のみなさんで作成。骨組みは3日間で終わりましたが、その上に土を塗る作業に約2.3か月かかったそうです。その土はギルドハウスの裏庭から運んで使用されています。新潟県十日町市では冬の期間2~3mも雪が積もるくらい寒い地域ですので、冬に期間はこのストーブが大活躍間違えなしです!

大自然の中にあるギルドハウス

 

私達は車中泊のため、基本的にコインランドリーで洗濯乾燥をすることが多いですが、天気のいい日には外に干したいのが本音。ここでは自然豊かな緑に囲まれた中で洗濯を干すことができます。古民家の裏は山なので鳥のさえずりを聞きながらの洗濯干し。洗濯物がその自然の中がゆらゆらと揺れているのを見るだけでも癒されます。洗濯機は西村さんの家のものをお借りしました。

 

この解放感で仕事が出来るなんて幸せ...!

 

またギルドハウスの裏にあるウッドデッキからは山が見え、緑の中に座ってゆっくりすることもできます。私たちも、机と椅子をお借りして、そこをモバイルオフィスにさせて頂きました。

ギルドハウス十日町でCarstayしてみた感想

今回、私たちはCarstayから事前に車中泊スポットを予約して利用させて頂きました。しかし、私達が訪れた時は気温が30度を超える真夏日。そのため昼間は汗をかいてベトベトになっていましたが、ギルドハウス十日町ではシャワーをお借りすることができるので、無事にさっぱりして車内に戻ることができました。温泉を調べたり、わざわざ温泉まで行ったりする必要なく、車中泊する場所にシャワーがあるのはとても便利ですね。特に暑い時期はせっかく温泉に入っても車中泊する場所まで距離があるとその移動だけで汗をかいてしまいすぐにベトベトになってしまいますからね。

 

 

そして十日町市内から車で10分程度の場所にあるので、周りは360度どこを見渡しても山。そのため、他の車のアイドリングの音が気になることも、車の通行する音も気にならないので、夜はとても静かで快適に就寝することができます

 

朝起きて外に出ると、目の前に溢れる自然。私は朝起きて車内から見える自然が大好きです。家に住んでいる時は朝起きても同じ風景でしたが、車中泊しながら旅をしていると毎日景色が違います。たくさんの景色を見てきましたが、やっぱり朝は自然を見て癒されるのが一番です。

 

  

初めてギルドハウスに訪れるのに、なぜか懐かしさと落ち着きを感じるギルドハウス。そして西村さんの柔らかい雰囲気に包まれたくなります。一度行くとまた行きたくなるようなギルドハウス。ぜひ訪れてCarstayを利用して車中泊してみてくださいね♪


「ギルドハウス」予約・詳細ページ




 

この記事で紹介したキャンピングカー/車中泊スポット/体験アクティビティのご予約はこちらから

この記事をシェアする

バンライファー夫婦のとおるんよしみんです!日産キャラバンで車に住むおうち型バンライフをしながら日本各地を旅しています。 2018年は世界一周、2019年6月から日本一周中。車中泊初心者&女子向けの情報を発信中(^^)!

Bg cover
Icon

Carstayアプリを
無料ダウンロード!

Carstayアプリの
無料ダウンロードはこちら!

Icon
GooglePlay
Device