東京出身、箱根移住歴6年のフリーランスライター・カメラマン。複数のWebメディアにて料理・生活・バンライフ・アウトドア等の記事を執筆中。 夫婦でデザイン・DIYしたバンで「休日バンライフ」(車中泊)を日常的に楽しんでいます。
以前もVANLIFE JAPANの記事でご紹介した、Toffyの「卓上電気こんろ」。筆者が車中泊をする際の車内調理に、欠かせない調理家電のひとつとなっています。
Toffyの「卓上電気こんろ」は、調理家電の中でも消費電力が低めで車中泊にも最適。IHクッキングヒーターと違い、パンや野菜を網焼きにするといった直火でなければ難しい調理も可能なんです!
実際、現在でも季節問わず、一年を通して車中泊でかなり便利に使うことができています。
今回の記事では、車中泊におすすめの「Toffy 卓上電気こんろ」を活用して作る、冬に最適な料理レシピ&調理におすすめの便利アイテムをご紹介していきたいと思います。
車内で料理をよく作る・食べるという方は、ぜひチェックしてみてください。
筆者が車中泊で自炊をする際に使用している、Toffyの「卓上電気こんろ」。
色やデザインの可愛さもおすすめポイントではありますが、なんといっても最大の魅力は、IHクッキングヒーターと同様に電気を使って加熱する調理家電であるという点。
さらにIHクッキングヒーターにはない利点として「直火に近い使い方」が可能というのも外せないポイント。筆者がIHクッキングヒーターより卓上電気こんろを頻繁に使用している理由も「ガスとIHのいいとこどりができる」という部分が大きいです。
IHクッキングヒーターでは食パンを両面こんがりと焼き目をつけて焼くことは難しいですが、Toffyの電気こんろなら焼き網の上にのせて焼くだけ。食パンに香ばしい焼き色をつけ、おいしそうに焼き上げることが可能です。
その他にも、IH専用ではなくガスや直火専用の調理器具を使うことができるのも電気こんろのメリット。自宅で使用している調理器具を、車中泊でそのまま使うことができるんですよ。
さっそく以下で、直火やガス調理専用の調理器具を使った「卓上電気こんろ」ならではのレシピをご紹介していきます。どれも筆者がよく作る料理ばかり!車内で作りやすいよう手間も大幅にカットしていますので、気になるものがあればぜひ作ってみてください。
お餅を香ばしく、やわらかく焼き上げることができるのも電気こんろの利点。お餅はお雑煮を作ったり鍋料理やラーメンにいれたりと、食事を手軽にボリュームアップする食材としておすすめです。
お雑煮を作る際には、先にお吸い物用の湯を沸かしておくのがポイント。こんがりと焼いたお餅をお吸い物に入れればOKなので、面倒な手間もなくあっという間に完成します。
先に鍋でお吸い物を作ってから焼いたお餅をいれて一緒に煮れば、お餅をトロトロに仕上げることもできますよ!
お餅 2個
お吸い物のもと 1袋
・作り方
1.お吸い物用のお湯を沸かし、うつわにお吸い物の素をいれておきます。
2.電気こんろに焼き網をセットし、お餅をのせて両面をこんがりと焼き上げていきます。3.お餅が膨らみ両面がこんがり焼けたら、うつわにお湯を注いでお吸い物を作り、その中にゆっくりとお餅を入れて完成です。
「焼き網」があれば、お餅もパンもこんがりと焼き上げることができます。Toffy電気こんろで使うなら、パンが1枚焼ける程度の大きさ(15×15cm程度)がおすすめですよ。
「卓上電気こんろ」なら、直火用のホットサンドメーカーも使うことができます。
IHでの使用が可能な商品は数も限られ、価格もすこしお高め。直火用なら購入のハードルも下がり、「一度使ってみたい」という方も気軽に入手することが可能になります。
作った料理を食器に盛り付ける必要もありません。熱々をそのまま、ハフハフしながら食べることができますよ。
鶏もも肉 150〜180g程度
(ホットサンドメーカーの大きさ合わせて増減を。1切れが大きすぎる場合は、事前にキッチンバサミなどでカットするのがおすすめ)
キムチ 120g
とろけるチーズ 50〜80g程度
ごま油 小さじ1
塩コショウ 少々
お好みで白ゴマ 適量
・作り方
1.ホットサンドメーカーにごま油を入れて加熱します。
2.ホットサンドメーカーが温まったら鶏肉を入れて上下を返しながら色が変わるまで焼いていきます。
3.鶏肉に塩コショウをしたらキムチを加え、全体を炒め合わせたら一度フタを閉めます。
4.1〜2分程度加熱したらフタをあけ、鶏肉を返しながらさらに炒め、中央に縦長の隙間を作りとろけるチーズを入れます。
5.再度フタをしてチーズを溶かし、チーズがとろけたら完成です。
ホットサンドメーカーはIH専用でなくてもOK!ガスや直火用のをそのまま使えるのが、電気こんろの良いところですよね。ガス・直火用ならカセットコンロでも使えますし、キャンプ場で焚き火などを利用した直火調理も可能になります。
こんがりと焼いたマシュマロをのせていただくホットドリンクは、甘くてとろりとした食感も合わせて楽しめるのが魅力。ひとくち飲めば、体の中から温まります。
ホットドリンクは粉末タイプを使用。カップにお湯を注ぐだけで温かいドリンクを飲めるというのは、車中泊ではかなり助かりますよね。
今回は筆者の自宅にあった「ほうじ茶きなこラテ」を使用しましたが、そのほかにもココアやカフェラテ、ミルクティなど甘味のあるホットドリンクならなんでもOKです。
ホットドリンクのもと(お湯で溶くタイプのものならなんでもOK、今回はほうじ茶ラテ)2袋
マシュマロ 6個
・作り方
1.マグカップにほうじ茶ラテの粉末を入れ、お湯を注いでかき混ぜホットドリンクを作っておきます。
2.マシュマロを3個フォンデュフォーク(竹串でもOK)に刺し、電気こんろにかざして両面をこんがりと焼きます。
3.マシュマロをスプーンなどでゆっくりとフォンデュフォークから外しながら、温かいドリンクにのせて完成です。
マシュマロを焼く際には、フォンデュフォークがあると便利。24〜25cm程度の長さがあれば、焼いている間も手が熱くなることがありません。さらに持ち手が木製のものは、温かみがあり手に馴染みやすいのでおすすめです。
先端がは鋭利ですので、食材を刺す際に怪我をしないよう、気をつけて使用してくださいね。
焼いたマシュマロはとろける柔らかさですので、スプーンなどを使いゆっくりとフォークから外すのがポイントです。チョコフォンデュやチーズフォンデュにも使うことができますよ!
今回は「Toffy 卓上電気こんろ」を活用してつくる、冬に最適な料理レシピ&調理におすすめの便利アイテムをご紹介しました。
寒い季節の車中泊は寒さや冷えに耐えたり、暖かく過ごすための工夫が必要になったりと、大変な部分があるのは事実です。しかし車内で温かいものを食べたり飲んだりすることで、車内での時間を暖かく、楽しく過ごすことが可能になります。
今回ご紹介したアイテムやレシピを参考に、「冬の車中泊」をいままで以上に楽しんでくださいね。
東京出身、箱根移住歴6年のフリーランスライター・カメラマン。複数のWebメディアにて料理・生活・バンライフ・アウトドア等の記事を執筆中。 夫婦でデザイン・DIYしたバンで「休日バンライフ」(車中泊)を日常的に楽しんでいます。