東京出身、箱根移住歴6年のフリーランスライター・カメラマン。複数のWebメディアにて料理・生活・バンライフ・アウトドア等の記事を執筆中。 夫婦でデザイン・DIYしたバンで「休日バンライフ」(車中泊)を日常的に楽しんでいます。
10月も下旬に入り、風が心地よく過ごしやすい季節がやってきました。秋は屋外や車内で過ごしても暑すぎず、体温調節もしやすいため、キャンプや車中泊には最適の季節といえます。
自然豊かな場所に出かけて赤や黄色に色づく木々を眺めて過ごす時間は、忙しい毎日を過ごす私たちにとって癒しのひとときとなるに違いありません。
そこで今回の記事では、秋のキャンプや車中泊にぴったりのキャンプ・車中飯料理のレシピの中から特に筆者おすすめのものをいくつかご紹介していきたいと思います。
紅葉を眺めながらいただくのにぴったりな、さつまいもやきのこ、鮭や柿などの「秋の食材」を使ったおいしい料理レシピばかりです。屋外や車内で作ることを考慮し、材料が少なく、あまり手間のかからないレシピを厳選してみました。
この秋キャンプや車中泊旅を予定している方は、ぜひ以下のレシピをチェックしてみてください♩
秋といえばさつまいも!ほくほくして甘味のあるさつまいもは、そのまま焚き火等で焼いて焼きいもにしても、もちろんとてもおいしいのですが、今回は鮭といっしょに煮て温かいミルクスープにしてみました。
野菜をコンソメで煮たら仕上げに牛乳を加えるだけと、シチューを作るよりもかなり簡単。具材の数も3種類に絞ることで、持参する材料を減らし下ごしらえの手間も省いています。
<材料(2人分)>
さつまいも 1本
鮭 2切れ
ブロッコリー 6〜8房
牛乳 300ml
水 2カップ程度
コンソメキューブ 1個
塩コショウ 適量
<作り方>
1.さつまいもはきれいに洗ってから縦半分に切り、5〜8ミリ程度の薄切り(半月)にしておきます。ブロッコリー、鮭はひとくち大に切り、鮭は可能な限り骨を外しておきます。
2.深さのある鍋に水を加えて煮立たせ、さつまいもを加えます。さつまいもが柔らかくなるまで煮てから、鮭、ブロッコリー、コンソメキューブを加えます。
3.コンソメが溶け切り鮭に火が通ったら牛乳を加えます。
4.煮詰めすぎないよう弱火にし、スープがフツフツとしてきたら味見をして塩コショウでお好みの塩加減に調味して完成です。
安価でうまみたっぷりのきのこは秋レシピの定番食材。1パック100円程度で購入することができ量もしっかりとあるので、お腹いっぱいいただきたいときにおすすめです。
今回のレシピでは、きのこをカマンベールチーズと一緒にアヒージョにしてみました。きのことベーコンのうまみが出たオイルにパンを浸し、とろりととろけたチーズを乗せていただくと悶絶するおいしさ!
バゲットを合わせることで食事としても満足度高く仕上げていますが、白ワインやビールなどアルコールのお供にも最適です。
<材料(2人分)>
カマンベールチーズ 1個
しめじ 1パック(舞茸やエリンギなどお好みのきのこでOK)
ベーコン 1〜2枚
ニンニク 1カケ(スライスしておく)
オリーブオイル 1カップ程度(フライパンの大きさによって増減してください)
塩コショウ 多めに
パン(バゲットなど) お好みの量
<作り方>
1.しめじは石づきを切り落とし、細かくバラしておきます。
2.ベーコンは2ミリ程度の薄切りにし、カマンベールチーズは十時に切れ目を入れておきます。
3.小さめのフライパン(またはスキレット)の真ん中にカマンベールチーズを置き、その周りにしめじ、ベーコン、ニンニクスライスを入れます。
4.具材が浸る程度オリーブオイルを加え、塩コショウをしっかりめにしたら弱火にかけます。
5.オイルがフツフツと煮立ち、チーズがとろけてきたら完成です。
フルーツを使った、ちょっとおしゃれなおつまみレシピ。フルーツと生ハムは相性がとても良いことで知られていますが、柿と生ハムの相性も抜群。クリームチーズを加えることで、塩気とまろやかさをプラスしています。
良く冷えた白ワインと一緒にどうぞ!
<材料(2人分)>
柿 1個
生ハム 5〜6枚程度
クリームチーズ 18〜20g
オリーブオイル 大さじ1
粗挽きこしょう お好みの量
<作り方>
1.柿は皮を向いてから8等分にカットしておきます。生ハムは手でちぎるか包丁で半分(またはひとくち大)に切っておきます。
2.お皿に柿を並べたら、柿の上にカットした生ハムを全体に散らすように乗せていきます。
3.クリームチーズはスプーンやナイフを使って8ミリ〜1センチ角程度の大きさにしながら、柿・生ハムの上に散らしていきます。
4.プレート全体にオリーブオイルをまわしかけ、ガリガリとこしょうを挽いたら完成です。
秋らしい料理を作ったら、料理を並べるテーブルも秋らしくコーディネートしたいですよね。でもキャンプや車中泊だとあまり多くの荷物は持参することが難しく、つい料理を並べるだけにしちゃいがち、という方も多いのではないでしょうか。
実はあれこれと多くの荷物を持参しなくても、秋らしいテーブルを演出することができるんです。
まずテーブルクロスやランチョンマットなどのファブリック。布なので小さく畳めば場所を取ることなく、テーブルの上に広げるだけで雰囲気をグッと大きく変えてくれるアイテムとしてかなりおすすめです。
色合いとしては赤やオレンジ、黄色や茶色など暖色系のものをチョイス。濃い色合いのものを選ぶとテーブル上の料理が霞んでしまうので、料理を引き立てるためにも単色無地のものではなく、チェックやストライプなど複数の色合いが混ざったファブリックを選ぶと良いでしょう。
暖色のファブリックに合わせてランタンやキャンドルなどで灯りをプラスすることで、さらに暖かみのあるテーブルに仕上げることができます。
また、テーブルの上に木の実を飾るのもおすすめ。滞在するキャンプ場などで木の実や枝を拾ってきて料理に添えても良いですが、衛生面を考えるなら、100円ショップや雑貨店で加工されたアイテムを購入し、使用するとより安心です。
ハロウィンの季節には、かぼちゃの置物やハロウィン仕様のキャンドルホルダー、紙ナプキンなどを使えば、簡単に秋らしいハロウィンテーブルを演出することができますよ。
今回は、秋の食材を使ったキャンプ飯・車中飯レシピとともに、秋らしいテーブルを演出するのに最適なテーブルコーディネートアイテムやコーディネートのコツをご紹介しました。
本格的に寒くなる前の短い季節ではありますが、自然豊かな日本には、各地に紅葉をゆっくりと楽しめるスポットがたくさん存在します。
関東近郊でも、筆者が住んでいる箱根や富士五湖周辺など、自然豊かでのんびりとキャンプやドライブを堪能することができる場所が数多くあり、時間があまり取れないという方でも、都心から日帰りで向かうことも可能です。
さっそく今週末にでも、キャンプやドライブ、車中泊の予定を立て、秋の食材を持って紅葉散策&キャンプに出かけてみてはいかがでしょうか。
日に日に肌寒くなってきていますので、パーカーやカーディガンなどの羽織るものや、暖かい毛布を忘れずに持参してくださいね!
★ドライブスポット関東編
★ドライブスポット関西編
東京出身、箱根移住歴6年のフリーランスライター・カメラマン。複数のWebメディアにて料理・生活・バンライフ・アウトドア等の記事を執筆中。 夫婦でデザイン・DIYしたバンで「休日バンライフ」(車中泊)を日常的に楽しんでいます。