27才で車中泊旅を初体験、以降ハマる。Webマーケッター・ライターとして活躍し、"好きなときに、好きな場所で、旅するように暮らす"を目標に「VANガール」としてVANLIFEの魅力を発信中! Twitter: @VANGIRLJAPAN
VANLIFERS特集では、車で生活する次世代のライフスタイル「VANLIFE(バンライフ)」を送っている方々をご紹介しています。今回は、ご夫婦でハイエース車中泊をしながら日本全国を旅するように暮らす、ミチトライフ夫婦(ゆうすけ・ちあき)のお二人に、バンライフの魅力とは何か?インタビューしてきました。
本格的にバンライフを始めたのは、2019年10月1日です。始めるキッカケになったのは、その1年前。2018年の9月29日に挙げた私たちの結婚式に遡ります。「人生が変わるほどの結婚式を」という言葉に惹かれ、オリジナルウェディングの先駆者である「Crazy Wedding(クレイジーウェディング)」で結婚式を挙げました。
「世界を見たい」という想いから、結婚証明書を世界地図にしました。
「クレイジーウェディング」では、プロのディレクターやデザイナーと共に一貫性のある結婚式を作っていきます。その全ての元となるのは、2人のコンセプト。私たちは、ディレクター・コンセプターと一緒に今までの人生と向き合いました。
妻・ちあきは自信が持てない人、夫・ゆうすけは自由な人。そんな2人の結婚式のコンセプトは、これから夫婦として歩む人生のコンセプトとして同時に紡ぎだされました。バンライフを踏み切るキッカケになるもの、このコンセプトだったんです。
「MICHI(みち)」です。「MICHI」は、「道」と「未知」の世界、時が満ちるの「満」から成ります。
"道の先にあるのは未知だ。この先どんな事が起きるんだろう。
そんな期待と不安が人生を面白くしてくれる。
いつだって僕らしさを受け入れてくれた君。
いつだって私の可能性を信じてくれたあなた。
ふたり一緒にいることはあまりにも自然で、気づけば視野が広がって、見えるセカイが変わっていた。
これからはめくりめく人生を楽しもう。
時には道草もいい。道を外れてもいい。
先が読めない道は可能性の塊だ。
時は満ちた、正解を探すのではなく、
心に従って 流れに身を任せて 道なき道を楽しもう。
君と一緒ならそれだけで人生は豊かだから。"
2人とも昔から「世界を旅したい」という夢があったのですが、一歩踏み出せず。それから2年前は、キャンピングカーに惹かれていましたが、費用や大きさなどの壁が大きく、また一歩出せず・・・。そんな時、ネットで海外のバンライファーという存在を知ったんです。まだ当時の日本では今ほどバンライフ自体が認知されていませんでしたが、2人のコンセプトにある「道なき未知」はバンライフにあるんじゃないか?と、感じました。
正直バンライフを始める前は、車中泊中のトイレはどうするのか?旅をしながら仕事を続けられるのか?色々なことに不安はありました。でも、2人のコンセプトに立ち返ってみて「これが正解じゃなくてもいい。このココロにしたがってやってみよう!」と、バンライフへの想いが強くなっていきました。そうと決まれば、すぐにバンを探し、自宅から出ることを決めました!
ハイエースのスーパーロングバンに住んでいます。燃費も良く故障も少ないといったコストパフォーマンスの良さに付け加え、ダブルベットが入るくらい広々としているのに、一般的な駐車場にも入ります。長さがあるので運転に不安がありましたが、座席が高いので視界良好で、パワーもあるので、運転がとても快適なんです!今では夫婦ふたりとも運転ができるようになりました。
ハイエースの名前は「サニイ号」。名前の由来は結婚記念日3月21日(321=サニイ)。太陽を感じられる名前です♪
バンライフを始める時に、ほとんどの家具・家電は処分しました。それ以外に捨てたものは、45リットルのゴミ袋30袋分にもなってしまいました(笑)
今では無事、サニイ号でバンライフを送ってますが、サ二イ号のDIYはまだこれからです!私たちは海外のバンのようにナチュラルで、洗練されていて、個性があるバンを目指してます。ハイエースをベースに理想のバンにしたいので、周りのアドバイスや技術なども積極的に取り入れて作っていきます。
「海外のバンライフのような自由な生き方を日本で広めたい」という想いで、ブログ「ミチトライフ」を運営しています。このブログには「道なき未知に挑戦(トライ)しよう!」というコンセプトが込められています。
それから、ちあきは看護師、ゆうすけは食品関係の会社で働いています。今後はweb系ノマドワーカーを目指しています。将来的には海外バンライフを目標にしているで、フリーランスでの収入を安定させるため、2人で勉強しながら頑張っています。
好奇心を強く持って広く挑戦することで、自然と見えてくる世界があると思います。「バンライフ」というと、年齢や子供がいるなど色々な悩みの種が出て来ると思いますが、先入観を持たず、ぜひ一生に一度は挑戦してみて欲しいです。実際に私たちも30代のバンライファーなので「仕事とか色々な制限があっても、意外とやってみたらいけるよ!」というメッセージと、「誰でもできるバンライフ」を広めるためにこれからも発信していきます。
夫:矢井田 裕左(ゆうすけ)
妻:矢井田 千秋(ちあき)
バンライフとキャンプを愛する夫婦。「憧れのVANLIFE」から「誰もが楽しめるVANLIFE」になるためのブログ「ミチトライフ」で情報発信中。ハイエースで車中泊しながら日本全国を旅している。
27才で車中泊旅を初体験、以降ハマる。Webマーケッター・ライターとして活躍し、"好きなときに、好きな場所で、旅するように暮らす"を目標に「VANガール」としてVANLIFEの魅力を発信中! Twitter: @VANGIRLJAPAN