バンライファー夫婦のとおるんよしみんです!日産キャラバンで車に住むおうち型バンライフをしながら日本各地を旅しています。 2018年は世界一周、2019年6月から日本一周中。車中泊初心者&女子向けの情報を発信中(^^)!
VANLIFE JAPANでは、次世代のライフスタイル 「VANLIFE(バンライフ)」を送る素敵な方々をご紹介します。今回はキャンピングビルダー兼映像クリエイターの松尾颯(まつおはやと)さんにインタビュー!キャンピングカーをDIYすることを生業に決めたはやとさんの今までとこれからについて語っていただきました。
はじめまして!松尾颯(まつおはやと)です。クリエイターとして映像撮影や編集をしたり、キャンピングカービルダーとして車をDIYしています。もともとは理学療法士で、大学卒業後、2年間病院に勤めていました。
小さい頃から図工や絵を描くこと、ものづくりが大好きで、大人になってからも家具やキャンプ用品をDIYしていました。
ほかにも、動画を作ることも好きで、旅をしながら動画を作成していました。旅動画を編集する作業場所として車を選び、ポータブルバッテリーを車に積んでパソコン作業をするようになってから、車両のDIYやキャンピングカーづくりをするようになりました。
最初はキャンピングカービルダーとして仕事しようと思って車を作ったわけではなく、完全に趣味でした。初めてDIYをした時はまだ理学療法士の仕事をしていたので、休日にDIYをする生活で、結果、完成までには約7か月間かかりました。
実際に車を作ってみると周りの反響が意外にも良くて、声がかかるようになりました。バンライフの魅力を知ってほしいし、この体験を広めたいという想いもあって、初めはベッドキットだけ作っていたんですが、だんだん楽しさが増していき、今のキャンピングカービルダーになりました。
僕のところでのキャンピングカー製作は、お客様と一緒に話し合って目的と手段を決めていくスタイルです。
車の購入から始める方もいますし、ベッドキットのみを依頼される方もいらっしゃいます。車を購入してから車内のDIY、そしてキャンピングカーの8ナンバー登録、納車までを一挙に引き受ける完全オーダーメイドの場合もあります。
先日のお客様は、サウナが好きで、テントサウナをもって日本一周したいとのことでした。車の内装もサウナのようにして展示したいというご希望だったため、車内はサウナのような内装に仕上げました。この車の製作期間はかなり限られていたので、急ぎで製作しましたね。車の購入から8ナンバーに登録(キャンピングカーとしての登録)するまで、約1か月間でした。
車両を8ナンバーに登録する場合は、法律で車内の高さや面積などが決まっているので、「内装をこんな感じにしたい」と決めているお客様でも、車選びに失敗してしまうと思った通りの内装が作りにくくなってしまうんですよ。そのため、車を買う前にご相談いただければご希望の内装に合うようにこの車はどうですか?とご提案することもできます。四駆がいいのか、ガソリン車とディーゼル車どちらがいいのかなど、お客様の希望や予算によってどこまでDIYの内装ができるのかをお伝えすることもできます。
僕の父が車屋をやっていることもあり、車の購入から整備、そして8ナンバー登録を完了させたキャンピングカーの納車までを一括してできます。ですので、車に知識がない方でも安心いただくことができますし、川上から川下までの依頼を引き受けることができることが僕の強みでもあります。
もちろん、車両の持ち込んだ依頼もお引き受け可能です。その場合でももちろんキャンピングカーとしての車検に通るように、法律も守りつつお客様の希望に沿えるように相談しながら内装を決めます。
バンライフに興味をもっている人、実際にバンライフをやっている人に出会える機会が増えたことが嬉しいですね。バンライフのコミュニティで一緒にイベントに参加したり、イベントのスタッフを実際にやってみたり。このコミュニティに入れたことが嬉しいです。実際にイベントに参加してDIYしている人の車を拝見して、内装の工夫やエピソードを聞き合うのも楽しいですね。
また、車を作り終わって車検に通った時もすごく嬉しいです。お客様のニーズに応えながら車検の規定をクリアすると、世に出る車として認められているようで「おめでとう!」って言われている感じがします。
車をキャンピングカーとして登録するには、法律で決まっていることをひとつずつクリアしている必要があります。それを勉強するのが大変でした。文章の言い回しが難しく、文章の読み解きに時間がかかったり、どういう意味なのかわからないこともありました。また、こういったルールは定期的に更新がかかるので、常にもっている情報をアップデートすることも必要です。
今はそのキャンピングカーの要項がすべて頭に入っているので、「車検に通るためにこのような内装はいかがですか?」とご提案できるようになりました。
数をこなすごとにこういった経験値は上がっていき、結果、完全オーダーメイドのキャンピングカー製作でも問題なく、車検を通して納車するまでを担えるようになりました。
これからはもっと女子向けの内装にしたキャンピングカーを作ろうと思っています。今、そのためにマツダのボンゴブローニイを購入して納車待ちです。
今僕が使っている車は機能性をとにかく重視しているのと、内装や色合いが男っぽいです。なので、今回の車はテイストを変えておしゃれでかわいい感じにしたいなと思っています。密かに僕はそっちの方が作りたいなって思っていたので。色味も今までとは違う感じになりますね。
内装をどうするかは、周りの人に意見を聞いたり、Pinterest(ピンタレスト)や海外のYouTubeを見て考えています。国や地域によっては車検がないので、中には変わった車や遊び心もあって面白さがあるんですが、日本の法律内でやるとなると日本式にレイアウトを変えなくちゃいけないのでアイデアが必要ですね。
完成したらCarstayにキャンピングカー登録をしてレンタルに出そうとも思っていますので、気になる方はぜひ予約して乗っていただけると嬉しいです。
今は、車の内装をどうしようかと考えたり決めたりするところでワクワクしています。
作っている動画はアウトドアの映像が多いです。
観光協会からの制作依頼、旅行関連、アクションカメラの撮影、車のオフロードの撮影と幅は広いですね。
TikTokやインスタグラムに載せる、短めの動画(3〜5分)も作っています。
映像の仕事はこれからも幅を広げていきたいですが、特に、バンライフに関わる映像の仕事をしてみたいです。
今はキャンピングカー製作の仕事と映像を作る仕事がそれぞれ独立していて、あまりつながりをもてていません。なので、キャンピングカービルダーとしての映像制作にもっと力を注いでいきたいと思っています。
また、キャンピングビルダーとしては、今は個人事業主なのですが、軌道に乗ったら法人化してみたい。その際は側近で手伝ってくれる仲間がほしいなとも思いますね。そうすることでスピーディーかつ効率的に車が作れますし、営業に力を入れることもできます。仲間に作る技術を伝えて、僕はイベントやコミュニティでビルダーとしての営業をしたいですね。
かつては、年齢層の高い方が高級感のあるキャンピングカーに乗るイメージが強かったかもしれませんが、今はキャンピングカーに乗る年齢層がだんだん下がってきているように思います。価格帯も広がり、自作のキャンピングカーも増えていくのかな。
DIYした車には、味のあるキャンピングカーも多く、それを借りられるサービスを運営するCarstayもある。DIYしたキャンピングカーで車中泊やキャンプができるので、自作のキャンピングカーは今後どんどん流行っていくんじゃないかなと思っています。僕みたいにキャンピングカーをDIYする人も増えてほしいですね!キャンピングカーを作るのに興味がある人、Carstayで運用することに興味がある人は仲間になってくれると嬉しいです。
キャンピングカービルダー兼映像クリエイターとして活躍中。今までの車や映像の作品はぜひInstagramへ。
Carstayでは、キャンピングカーをおもちでCarstayにシェアリング登録されている方を「ホルダー」、車中泊スポットを登録されている方を「ホスト」とお呼びしています。
ホルダーやホストの新規登録はいつでも受け付けており、専用ページから詳細のご確認や資料のダウンロードが可能です。
★キャンピングカーを所有されている方はこちら。
★車中泊スポットや体験アクティビティを登録される場合はこちら。
その他、周りにキャンピングカーや車中泊スポットをお持ちの方がいらっしゃればぜひご紹介・推薦ください。
ご相談事項がある場合と合わせて、問い合わせフォームからご連絡いただけます。
キャンピングカーや車中泊スポットのある方、Carstayに登録してみませんか?
お持ちの車両や場所のシェアをご検討されている方、ぜひサイトをご覧ください。
バンライファー夫婦のとおるんよしみんです!日産キャラバンで車に住むおうち型バンライフをしながら日本各地を旅しています。 2018年は世界一周、2019年6月から日本一周中。車中泊初心者&女子向けの情報を発信中(^^)!