中古キャンピングトレーラーDIY!外装を自分好みに全塗装してみた
中古キャンピングトレーラーDIY!外装を自分好みに全塗装してみた

中古キャンピングトレーラーDIY!外装を自分好みに全塗装してみた

年間30-40日、家族4人でハイエース+キャンピングトレーラーで車中泊しながら、サーフィンやスキーなどアウトドアを楽しむ。 冬だけ雪国で二拠点生活するなど、「旅」をテーマに場所に縛られない働き方・ライフスタイルを満喫中。

「とうちゃんはテンネンパーマ」のかあちゃんです!


今回は、私たちが購入したキャンピングトレーラーのDIY第1弾として、中古の年季の入ったキャンピングトレーラーの外装を全塗装し、オシャレに変化するようすをご紹介します。


そもそもなぜ中古のトレーラーが欲しかったかというと、自分達でDIYして好みの雰囲気に仕上げたかったから!DIYに必要な材料はどこで購入したのか、塗装はどのような工程で行ったのかなども合わせてご紹介します。


これからキャンピングカーやトレーラーのDIYを考えている方の参考になれば幸いです。


▼前回の記事では、中古のキャンピングトレーラーを探して購入するまでの経緯をご紹介しています!


キャンピングトレーラーを全塗装したかった理由


キャンピングトレーラーというと、「白いボディ」をイメージされる方も多いと思いますが、実は、ボディが白いのには理由があります。ボディのカラーを、熱を吸収しにくい白にすることによって、トレーラー内の温度上昇を抑えることができるんです。


特に夏場の車中泊では、キャンピングトレーラーは車と違い走行時のエアコンは使えないので、できるだけ外気温の影響を最小限にしたいですよね。


しかし、白い外装だとどれも同じに見えてしまいます。それではオリジナリティがないですし、どうせ所有するなら、自分好みにDIYしたい。購入時に最初から中古車狙いだったのも、キャンピングトレーラーを購入後は、外装を好きなカラーにしたい!という想いがあったからなんです。


また、車やキャンピングカーを、子供たちも参加して家族一緒に塗装していく動画など見ていたので、「こういう経験ができたら良いな」という憧れもありました。


そのような理由から、我が家のキャンピングトレーラーDIY第1弾は、「外装の全塗装」からスタートすることになりました。

塗料はどこで購入するの?


塗装に使う車用の塗料は、カー用品店やホームセンターでも購入できますし、塗料を扱っている店舗のwebサイトでも、豊富なカラーが販売されています。web

サイトには実際に車に塗装した際の事例も掲載されているので、イメージが湧きやすいかもしれません。


私たちはweb上でいろいろと調べた結果、


  • ツヤ消しカラーを扱っている
  • キャンピングトレーラーやキャンピングカーの実例が多い
  • 塗り方や塗装のコツなどのHowto情報が豊富


という3点の理由から、車専用塗料としても有名なタカラ塗料で購入することにしました。


カラーは、タカラ塗料のWebサイトでさまざまな塗装事例をみて、ひと目で「かっこいい!」と気に入った「レインブーツネイビー」に決定。


Webサイトで購入しましたが、2液ウレタンセット(塗料と必要量の硬化剤がセットになったもの)のシンナー付きを4kg購入し、お値段は21,000円くらいでした。


現在は原材料費の高騰もあり、少し値上がりしているようです。

キャンピングトレーラーの塗装方法

塗装作業はYouTube仲間と週末2日で完了!


当初は家族で塗装するつもりでいましたが、車中泊YouTuber仲間が所有するバスコン(マイクロバスをベースにしたキャンピングカー)を自分達で塗装しているのを発見!しかもこの方々、内装工事を本職とするプロなんです。


そこで、我が家のキャンピングトレーラーを車中泊YouTuber仲間「Wonderful days」さんのラボに持っていき、そこで塗装作業に協力してもらうことになりました。


現場に行くと自動車整備士の方が3人もいて、合計6人にお手伝いいただくというなんとも心強い環境・・・!


ハイエースよりも大きいキャンピングトレーラーは塗装する面積も広いだけに、素人家族だけで塗装をしていたらきっと何日も掛かって、夫婦喧嘩に発展していたと思います(笑)


プロの方のご厚意により、週末の2日間で完成することができました。本当に感謝です。

塗装の際、用意するもの


全塗装の際には、下記の13点を用意します。


  1. スプレーガン(車修理の板金塗装などで使われている塗料を吹き付けるための工具。今回はプロの方にお借りしました。ない場合はローラーや刷毛を使用してください
  2. 手袋
  3. 養生に使うマスキングテープや新聞紙、ポリシートなど
  4. ブルーシート(汚れを防止)
  5. 耐水性サンドペーパーやポリッシャー(足付けに使う)
  6. 塗料
  7. 硬化剤
  8. シンナー
  9. シール剥がし剤(車専用タイプ)
  10. スクレイパー(ヘラ状のステッカーを剥がすためのもの)
  11. ウエス(汚れを拭き取る布)
  12. 塗装用マスク
  13. 汚れても良い服装

きれいに仕上げる為には「塗装前の下地処理」が大事

まず塗装する前に「足つけ作業」と言って、塗装が乗りやすく、剥がれにくくするための作業が必要です。電動のポリッシャーにスポンジ状のやすりをつけて、キャンピングトレーラー全面の表面に細かい傷をつけていくと言う、地味な作業を行います。


ここまでの作業を終えてから、トレーラーをYouTuber仲間のラボに持っていったのですが、足つけ作業が足りなかったようで、再度現場で耐水性サンドペーパーを使い、足つけ作業を行いました。


ステッカーを剥がしていきます

その後は、キャンピングトレーラーに付いているステッカーをきれいに剥がしていきます。


スッテカーの上から塗っても大丈夫でしょ?と思いがちですが、塗料がステッカーを溶かして縮むことで、仕上がりが汚くなってしまうそうです。


マスキングでカバーします


そして、ライトやウィンドウ、ナンバープレートなど、塗料が付着してほしくない場所にビニールやポリシートでマスキング(カバー)をしていきます。


窓ガラスの窓部分にもはみ出した塗料がつかないよう、マスキングテープでカバーします。

いよいよ塗装作業に入ります


ここまでの準備作業で約半日かかりました・・・。塗装作業、ナメちゃだめですね。


準備が終わったら、最初にウレタン塗料・硬化剤・シンナーを混ぜて塗料を調合していきます。ご自分で塗装される場合はローラーや刷毛で塗る場合が多いと思いますが、今回はプロの道具をお借りすることができたので、スプレーガンで塗装をしました。


何度も重ね塗りをしていくことで、塗装を剥がれにくくします。


キャンピングトレーラー前面・背面・天井の塗装作業が完了し、この日は終了です。



翌日は、お昼前から続きの塗装作業に入ります。


前日に失敗した塗装のダレ(塗料が垂れてしまったところ)をサンドペーパーで削って平にし、再度スプレーガンでていねいに修正していきます。


その後側面を塗り、最後に窓枠にブラックのスプレー塗料を塗って完了です。



土曜日の午前中からスタートした塗装作業は、日曜の18時過ぎに無事終了!


最後の仕上げには、ネットで特注したテンネンパーマのカッティングステッカーを貼りました。このステッカーの黄色いロゴが映えるカラーとして、「レインブーツネイビー」を選んだと言っても過言ではありません。


ちなみに、背面のステッカー「52 Weekends」は1年間の週末の数。


限りある家族との週末を全力で楽しもう!と言う意味で、週末車中泊に着てほしいTシャツやパーカー・CAPなどを「テンネンパーマ」ブランドでアパレル展開しています。

塗装後はまるで新品のよう

プロの方々のご協力で無事完成!

塗装に適した気温は20℃前後と言われてますが、作業を行った週末は9月の残暑の時期で30℃近くありました。このくらい気温が高ければ、日を変えるか、塗装場所を変えた方が良いと言われています。


今回は場所をご提供いただいたことで、直射日光の当たらない倉庫の中で作業ができました。可能であれば、やはり春・秋くらいの気候での作業するがベストです。



今回はプロの協力を得て、とてもクオリティの高い全面塗装ができました。新品に生まれ変わったキャンピングトレーラーは、どう見ても憧れのアメリカンスタイル!ご協力いただいたみなさんには、感謝してもしきれないくらいです。


見慣れない色のキャンピングトレーラーなので、家の前に停めていると、キッチンカーに間違えられて話しかけられることもよくあります。


車中泊で出かけているときは、「○○高速で見かけました!」とSNSやYouTubeのコメントで声を掛けられることも多くなりました。独自のカラーリング&ロゴ入りのキャンピングトレーラーなので、見間違えようがないですよね。


気に入った外装に仕上がったので、車中泊に行く楽しみがさらに増えました。この後、海での車中泊や真冬の東北スキー場など、過酷な環境での車中泊をしていますが、塗装は仕上がった状態のままキープできています。


今回の外装DIYの詳細なようすについては、YouTubeにて動画を公開しています。記事下に貼っていますので、ぜひご覧ください。


次回の記事では、キャンピングトレーラーの内装DIYについてご紹介します!

動画で楽しむ

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