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バンライフ の始め方〜キャンピングカーDIY編③〜
バンライフ の始め方〜キャンピングカーDIY編③〜

バンライフ の始め方〜キャンピングカーDIY編③〜

昭和女子大学の4年生。専門は中国語。コロナ禍で大学の授業がオンラインになり、軽バンを借りて、授業を受けながら1ヶ月間のバンライフを経験。1年後、ハイエースをかりて、またオンライン授業を受けながら1ヶ月間のバンライフを経験。現在は、現役大学生が本格バンライフをする「大学生×バンライフ」のための準備中。


メイの動く城・塗装準備中


こんにちは!車に住みながら大学に通っている、学生バンライファーのメイです。

記事執筆中の現在2022年7月ですが、車の壁を完成させて、ペンキも塗っていよいよ正式に車が完成いたしました!!!


「バンライフの始め方」と題して連載していたにもかかわらず、実はバンが完全には完成していない状態で連載を始めていました(笑)ただ、一応ここで「完成」として一区切りつけたわけですが、まだまだDIYをしたい箇所はたくさんあります。きっとDIYってはまってしまったら永遠と終わらないんだろうな〜(笑)今回の記事では、メイの動く城(私のバン)の完成形も公開いたします!ぜひ最後までお楽しみください♪


バンライフの始め方〜DIY編③〜

7回目となるシリーズ「バンライフの始め方」は、いよいよキャンピングカーDIY編最終回!今回は主に、ベッドやキッチン周りの家具について書きました。もうここから一つ一つの作業が毎回本当に感動で…。「もういいよ」ってつっこまれそうなほど毎回「やばー!!!」と感動していました(笑)

しつこいようですが、今回の記事もキャンピングカーDIY編①②に続き、ゆる〜くVLOG風にお届けします。作り方などの細かい説明は、他の素晴らしいビルダーさんが分かりやすく説明してくれているので、ぜひ探してみてください♪私の「バンライフの始め方」DIY編では、全体像を掴んでいただけたらと思います。


記事の目次

  1. ベッド|家のベッドよりも快適なのはバンライファーあるある?
  2. テーブルと椅子|9人で囲める掘りごたつ
  3. キッチン|IKEAでそろえたバンライフ仕様キッチン
  4. 調理機能|電子レンジ、シンク、棚
  5. 完成形はこちら|まだまだ続くDIY


シリーズ「バンライフの始め方」

第1回:車の買い方

第2回:車購入時手続き

第3回:キャンピングカー登録で車検に通す

第4回:バンのデザイン

第5回:DIY編①

第6回:DIY編②

第7回:DIY編③【←今ココ】

ベッド|家のベッドよりも快適なのはバンライファーあるある?

さてさて、車の中の面積を一番多く占めるといっても過言ではない「就寝スペース」。私の日産キャラバンE25(車種名)では、以下の寸法で就寝スペースを制作しました。


メイの動く城・就寝スペース寸法

・幅:150cm

・奥行き:190cm


メイの動く城・就寝スペース


▼設計図の書き方については「バンライフの始め方〜バンの設計編〜」をご覧ください。


お気づきのかたもいるかもしれませんが、私のベッド、実はダブルサイズより大きいです(笑)実家ではシングルサイズだったので、バンライフをはじめたら不便な生活が始まると思ったら、まさかの実家よりも快適な就寝スペースをゲットできるなんて!!!これには私もびっくりです(笑)でも、バンの中のベッドがこんなに大きいのって、実は私だけじゃなくて多くのバンライファーがそうなのです。そしてまたこのベッドが椅子にも変身するのだから、バンライフ って本当に知恵が凝縮されたライフスタイルですよね!


メイの動く城・DIY中の車内


そして、設計図が書き終わったら、どんどん木をサイズに合わせて切っていきます。厄介なのは、やはり車ならではの直角の木はどうも突破できない部分です。例えばバックドアのあたりはどうしても斜めのに気を入れなければならなかったり、壁がボコボコとした形をしているので、左右対称ということもなく、全ての箇所に合わせて微調整を加えながら作業を進めていきます。


メイの動く城・リビング


あらかじめ床の下に下地となる木を仕込んでいるので、そこを狙ってガンガン骨組みを車に固定していきます。骨組みが完成したら次は板をサイズに合わせてカットしていきます。私の車では、床と椅子と収納スペースの3つの役割を果たしてくれています。小さなスペースの中で、一つのものに対してどれだけの方法を活用できるかが、快適なバンライフ において重要な気がします。


▼下地処理については「バンライフの始め方〜キャンピングカーDIY編①〜」をご覧ください!


テーブルと椅子|9人で囲める掘りごたつ

メイの動く城・リビング


椅子やテーブルは、高さにこだわりました。一般に市販されている椅子・テーブルの高さの基準に合わせているので、車の中だからといって不便なことはなく、普段の机や椅子と同じ高さで使うことができます。実はこちらの椅子、運転中にも座れるように車検の要件に合わせて登録したのですが、いろいろあって登録失敗…。もともと5人乗りで登録しようとしていたのが、残念ながら3人(前席のみ)登録になってしまいました。残念すぎる!キャンピグカー登録の道のりでは思いがけないことばかりでした(笑)


メイの動く城・設計図


高床式のメイの動く城では、床の蓋を取り外すことができます。床は大きく7ブロックに分かれているのですが、入り口のブロック(画中D)を取り外すと、廊下スペースが登場し、真ん中ブロック(画中E)を取り外すと、下から机が登場します。机自体はIKEAのものを使っていますが、その土台となるシステムは自由自在に動かせる海外のものを取り寄せています。確かちょっとお高めだったのですが、めっちゃ便利!


メイの動く城・リビング

キッチン|IKEAで揃えたバンライフ仕様キッチン

メイの動く城・キッチン


キッチンスペースは私のお気に入り!(といってもキッチン以外も全てお気に入りなのですが…)メイの動く城では、キッチンスペースは全てIKEAで揃えています。就寝スペースを作る時は説明書が一切なかったという点が何より困難の原因だったのですが、キッチンに関しては完璧な説明書があるので、とってもスムーズに作業が進みました。何しろ順番通りにネジを回すだけなので。


ただ、その分商品選びには時間がかかりました。というのも、サイズ選びが難しすぎる!一般のキッチンでこれだけ横幅が小さいキッチンって、なかなかないですよね?だから、車に合わせたサイズのものがなかなか見つからなくて…。このデザインいいな!と思ったらサイズがなかったり、その逆もしかり。でも満足のいくキッチンを作れたので結果オーライ!


大枠を組み立てること以外にやることは、シンクをはめたり、水道配管の設置、あとは調理スペースのIHや電子レンジを設置したりしました。シンクも配管もIKEAで揃えたのですが、シンクの穴を開ける作業が、細かい作業が苦手な私には激ムズでした。ちなみに石鹸や洗剤を埋め込めるIKEAのグッズがおすすめです!


メイの動く城・キッチン


キッチンスペースには、試行錯誤してどうにかギリギリ電子レンジとタンク(給水・排水)を入れました。もう一つの扉にはIKEAでかったカゴを入れています。本当は下にキャスターがついているのですが、それを取り外したら超ぴったりでした!DIYもいいですが、家具選びも好きなので、こうやって既存の家具を導入するのも楽しいです♪何より楽チン!

壁の塗装後|メイの動く城、ついに完成!

冒頭でもお伝えしたように、この記事を執筆している2022年7現在の今の今までDIYは実は続いていました。もともと福祉車両だった車を2021年に改造し始めて早半年。壁の塗装作業が終了し、ついに完成いたしました!!!


ではさっそく完成形をどうぞ。


メイの動く城・塗装前


メイの動く城・塗装中

メイの動く城・塗装後

こんな感じです!いかがでしょうか?


木目調の壁も結構愛着があったので、ペンキを塗る時は寂しさもありました(笑)シンプルなカッコ良さもほしかったし、でも可愛さというか爽やかさ、ナチュラルな感じも取り入れたかった。そんなわがままをちょうどいいバランスで全て詰め込んだ最高の出来栄えになりました!若干アメリカンヴィンテージな雰囲気ですが、水色なので爽やかさも出せるし、天井やパーテーションがとても濃い色で、重厚感もでているので、私の欲しいものを全て取り入れられた形に仕上がりました。しかもいい感じにバランスが取れているのが何よりラッキー!


本当は壁の作業というのは、ベッドなどの家具を作る前にやっておくとスムーズで、そのまま壁の塗装も合わせてやってしまうのが普通の流れなのですが、なぜか順番を間違えて(正式には後回しにした)、ようやく一番最後に持ってきた壁の作業が終了しました。


ちなみに床には畳、ベッドの向こう側にはパーテーションをつけてみたり、オリジナリティが出るように工夫してみました♪

これからDIYを始めるかたへ

メイの動く城・DIY中


ここまで読んでくださり、ありがとうございました!


私は車をここまで完成させるまでに、何回も遠回りしたり、立ち止まったり、諦めた部分もあったり…思っていた数倍の時間と手間がかかりました。でも、その分愛着もすごくて。運転中に、赤信号のときふと後ろを振り返って車内を見渡すと、とても愛おしいのです(笑)


メイの動く城・DIY中


これからDIYを始めるみなさんは、ぜひ過程を楽しんでください!私は新学期に向けて、バンの完成をだいぶ急いでいたので、連日のDIYで疲れていた時などは、どうしても疲れが出て失敗や怪我が続いてしまったりしたし、絞り出せるはずのアイディアも出てこないなんてことがありました。

これからDIYを始めるみなさん、ぜひ無理なく、過程を楽しんで、たまに友達を呼びながら、ゆっくりでも楽しむことを忘れずDIYをしてみてください。きっと素敵なバンが作れるはずです!

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昭和女子大学の4年生。専門は中国語。コロナ禍で大学の授業がオンラインになり、軽バンを借りて、授業を受けながら1ヶ月間のバンライフを経験。1年後、ハイエースをかりて、またオンライン授業を受けながら1ヶ月間のバンライフを経験。現在は、現役大学生が本格バンライフをする「大学生×バンライフ」のための準備中。

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