
資金調達の背景と目的
今回の調達により、エンターテインメント業界の第一線で活躍する鈴木おさむ氏を新たな株主に迎え、主に動画を中心としたSNSマーケティングを強化することで、キャンピングカーの普及啓蒙に努め、2026年末までに会員数15万人、YouTubeチャンネル登録者数10万人を目指します。
また、既存事業であるキャンピングカーと車中泊スポットのシェアリング・サービス「Carstay」のさらなる顧客満足度向上を図るとともに、新規事業であるキャンピングカーの製造販売を行う「Mobi Lab.(モビラボ)」の生産・営業体制の拡充に向けて、エンジニアおよびセールスの新規採用を実施します。(https://herp.careers/v1/carstay)
Carstayは創業以来、車を通じた旅や暮らしにより、“人生を豊かにする”ことを目的として荷台スペースが広い箱型の車“バン”を家やオフィス空間として作り変え、車を働く・遊ぶ/旅行・暮らしの拠点とする新たなライフスタイル「バンライフ」をベースにした企業ミッション「Stay Anywhere, Anytime. 誰もが好きな時に、好きな場所で、好きな人と過ごせる世界をつくる」を掲げています。そして、キャンピングカー含めたモビリティの新たな価値と可能性を最大限に引き出し、移動と滞在の新しい形を提案、今後も引き続き、ミッション達成に向けて事業を展開します。
スタートアップファクトリー 代表 鈴木おさむ氏 コメント
キャンピングカーは需要がある一方で、既製品は価格が高く、都内では駐車場の制約も大きいという課題があります。中古や保有するバンを改装して、既製品の約半額でキャンピングカーの体験を幅広い世代に届けるCarstayのモデルは合理的で、裾野を飛躍的に広げる可能性を感じました。また、私の実家近くにある大手コンビニの車中泊スポットを見ても、地方の広い駐車場や遊休地が新たな観光基盤になる未来が想像でき、キャンピングカーのシェアリング事業にもさらなる需要を感じています。Carstayはこのムーブメントの中心にいて、今後さらに多くの人々の暮らしを豊かにできる企業だと確信しています。
Carstay株式会社 代表取締役CEO 宮下晃樹 コメント
Carstayが提案する「バンライフ」は、モビリティを通じて人々の暮らし方や余暇の価値を再定義するライフスタイルです。自動車が“移動の手段”から“滞在の拠点”へと進化するなかで、私たちはその変化を事業として具現化し、市場の拡大をリードしてきました。今回、鈴木おさむ氏が株主として参画したことで、「バンライフ」の文化的価値をより多くの方に届ける新たな機会を得ました。今後は、SNSや動画などを通じて、ミッション「誰もが好きな時に、好きな場所で、好きな人と過ごせる世界をつくる」を体現できる企画を展開していきます。Carstayが創り出すコンテンツと動く暮らしの世界にご注目ください。
なお、Carstayは2025年10月29日(水)から11月9日(日)まで東京ビッグサイトで開催される「Japan Mobility Show 2025」の「Tokyo Future Tour 2035」に出展しています。(イベント出展に関するリリースはこちら、展示している日本で初めて販売開始したEVキャンピングカーに関するリリースはこちら)
※シード期(事業アイデアや試作段階での初期資金調達)とシリーズA期(プロダクトの市場検証を終え、本格的な事業拡大を図る資金調達)の中間段階で行われるラウンドです。シード期からシリーズA期に移行するための“ブリッジ”として実施されることが多く、プロダクトの磨き込みやチーム体制の強化など、次ラウンドに向けた準備を進めるための資金を確保する役割があります。