心も身体もいい気分。島根の絶景とおすすめドライブスポット(山・温泉編)
心も身体もいい気分。島根の絶景とおすすめドライブスポット(山・温泉編)

心も身体もいい気分。島根の絶景とおすすめドライブスポット(山・温泉編)

2021年4月30日
トラベル

2019年10月からハイエースでバンライフ!(が、只今休止中w) 喋り好きの関西人です♡新しい体験や、面白そうな人のいるところへフラッと移動中!最近は伊豆下田の海が好きです。

島根ハイエース旅は今回で最終回。

出雲地方から始まり、海や山、美味しいもの、と車旅をしてきました!

西へ東へ、ハイエーススーパーロングバン(全長5380mm 全幅1880mm 全高2285mm)とともに移動し、道路や駐車場情報もお伝えしますね。


海沿いの観光スポットは、前回までの記事でご紹介しました!


今回は、海から山へ大移動。世界遺産でもある石見銀山周辺や、心も身体もいい気分になれるスポットをご紹介します。

山を越えながら内陸方面へ大移動のルート


前回の「RVパーク美都温泉」から「薬師湯」までは、県道236号線利用で約1時間40分程。(約77キロメートル)

山道運転が苦手な方は、2時間程度かかりますが、益田市へ出てから国道9号線沿いに走る方が安心です。(約101キロメートル)

「薬師湯」(A)から「国民宿舎さんべ荘」(F)の走行距離は約58キロメートル。運転時間は約2時間が目安です。


▼RVパーク美都温泉の紹介記事はこちら


レトロモダンな建物!温泉津温泉「薬師湯」

2階の円形テラスが印象的。入り口はレトロなガラス戸で男女別

「温泉津温泉」は、島根の世界遺産「石見銀山」から銀を運び出す港街の温泉として栄えました。

世界遺産にもなっている銀山温泉。そしてこの温泉地は、重要伝統的建造物保存地区に登録されています。


温泉津の港を横目に、温泉街へハンドルを切り山側へ進むと、目に飛び込んでくる白亜のレトロな建物。

それが「薬師湯」と「震湯カフェ内蔵丞(くらのじょう)」です。



震湯カフェ内蔵丞(くらのじょう)は温泉津に現存する最古の温泉施設で、大正ロマン溢れる木造洋館は建築学的にも貴重と言われています。


放射状の組木の天井や軒下のアーチの細工など、当時の様子を残したまま、重厚感溢れるカフェへと改装。現代にも映える外観は車雑誌の撮影にも使われたのだと施設を運営するマダムのかたが教えてくださいました。歴史を感じる建物と愛車のペアは、何度も見返してしまう記念になりますね。


道が狭いので、撮影の際は通行の妨げにならないよう注意しましょう。




そして、ぜひとも体験して欲しい温泉が「薬師湯」。日本温泉協会の審査で最高評価を受けた本物の温泉です。

溶岩が流れ出したような雰囲気ある浴槽の温泉は、その時々で色が変わります。


施設脇、地下2〜3メートルから自噴し、そのまま湯船に注がれる温泉は、美肌に良いといわれる炭酸やメタケイ酸等、ミネラルが豊富。湧出直後の新鮮な温泉は、炭酸のプチプチとした刺激に体がじわっと芯から温まり、何度も入りたくなること間違いなしです。2階や3階の休憩スペースからは、文化庁に評価された古い街並みや温泉津ならではの独特な景色を見ながらゆったりと休憩できます。


■温泉津温泉「薬師寺」

住所:島根県大田市温泉津町温泉津7 

電話:0855-65-4894

時間:月金9時〜21時、土日祝:8時〜21時

休み:なし

料金:大人500円、子供200円

貸切湯:薬師湯(40分)800円/大人、300/子供

    薬師湯別館(40分)1200円/大人、500円/子供

駐車場:薬師湯横、薬師湯から徒歩180メートルにあり


■震湯カフェ内蔵丞

電話:0855-65-4126

時間:11:00〜17:00(L.O16:30)

休み:木曜、年末年始※要問合せ

「天空の寺」カフェでリフレッシュ!清水大師寺

テーブルと窓際のカウンターは海が見えるのでおすすめ


温泉で体をほぐしたら、次は、心を軽くしてくれる「天空の寺カフェ」へ!

「清水大師寺」は温泉津温泉から車で約15分、標高250メートルにある、山と海に囲まれた真言宗のお寺。御本尊は胎蔵界大日如来で、中国地方屈指の女性に御加護があると言われています。本堂へ向かう厄除け階段は、女性の厄年と同じ33段なんですよ。


             

「清水大師寺」への道のりは、少し険しい…。車がギリギリ走れるほどの道幅で、約500メートル続く急な坂をゆっくりゆっくり、約10分(体感は20分でした…)。お寺はあるの?と不安になりますが、その先には、立派な赤い門が。門の裏手にある駐車スペースに車をとめ、外に出るとどこか下界とは違う空気感が漂います。


               抹茶と甘味物セット(700円)。コーヒー、紅茶や、温泉津エール(ビール)もあります。


本殿へ参拝してから寺カフェへ。気さくに話してくださる住職のご夫婦が迎えてくれます。お寺という日常と切り離された場所で海を眺めながら、本格的なお抹茶とお菓子をいただいていると、静かに自分自身と向き合えて、心が軽くなったように感じました。


お寺カフェでは、写経、写仏(各1000円〜)などの体験ができるほか、仏教の教えを秘めた「密教宿曜経占星術」やカードリーディング(HPより要予約)もできます。自分自身に向き合うことで、人生の切り開き方のヒントを知ることができるかもしれません。お寺のカフェでこんなゆったりした時間が過ごせるのはなんとも贅沢ですね。


■清水大師寺カフェ

住所:島根県大田市温泉津町小浜イ408

電話:0855-65-3000

時間:10:00〜15:00

休み:不定休 (毎月20日・21日・22日、その他法要日)

 駐車場:20台

世界遺産の石見銀山をめぐる。石見世界遺産センターから大森町まで

「石見銀山世界遺産センター」でバッチリわかる世界遺産

石見銀山遺跡地形の模型。この範囲が全て世界遺産!


2007年に世界遺産に登録された石見銀山は、産業と自然との共存の歴史を感じられる、島根県で外せない観光スポット。清水大師寺からは車で約30分です。

「石見銀山遺跡とその文化的景観」の規模は、なんと東京ドーム約110個分!広大な世界遺産は自然と調和しているので、パッと見ただけでは何が面白いのか少しわかりづらい場所でもあります。世界遺産を学びながら充実した時間を楽しむためには、はじめに「石見銀山世界遺産センター」に訪れてみてはいかがでしょうか?



「石見銀山世界遺産センター」は山全体の概要が紹介されいているガイド的な施設。

1527年に石見銀山が発見されてから海外へ広がった記録や、銀山の歴史、鉱山技術が、ジオラマや音声でわかりやすく展示され、見応え満載です。

特に、鉱山の内部のジオラマを見てから、鉱山遺跡を見るとスケールの大きさに驚くこと間違いなし。


■石見銀山世界遺産センター

住所:島根県大田市大森町イ1597-3

電話:0854-89-0183

時間: 8:30~17:30※3月〜11月は30分延長

展示室観覧時間 : 9時~17時( 最終受付 16時30分 )※3月~11月は30分延長

休み: 毎月最終火曜日・年末年始

料金:大人310円、小中生150円、外国人200円(小中生:100円)

駐車場:第1〜3駐車場 約400台

江戸時代のリアルなノミの削り跡が残る「龍源寺間歩」

龍源寺間歩は長さ約600メートルを誇る坑道で、157メートル(新坑道と併せると273メートル)が一般公開されています。

銀の採掘から精錬まですべて手作業の工程を知り、次は、常時見学できる鉱山遺跡の一つ「龍源寺間歩」(りゅうげんじまぶ)へ。


当時の生々しい採掘跡を目の当たりにすると、果てしない時間と多大な労力をかけて積み上げられてきた歴史を感じられます。龍源寺間歩へは環境保護の観点から車の乗り入れはできず、「石見銀山遺産センター」からはバスで5分移動後、徒歩で約50分傾斜を登ります。穏やかな時間が流れる自然の中を歩いてもよし。私のように体力に自信がない方は、電動自転車のレンタルをおすすめします。


■龍源寺間歩

住所:島根県大田市大森町ニ183

電話:0854-83-8193(大田市観光振興課)直通問合せ:0854-89-0347

時間:3/1~11/30 9:00~17:00、12/1~2/28 9:00~16:00

休み:1月1日

料金:大人410円、小中生210円

駐車場:「石見銀山世界遺産センター」駐車場、または、「石見銀山公園駐車場」利用。

アクセス:上記駐車場よりバスで5分移動後、徒歩40〜50分。

今も残る鉱山町の街並み「大森町」


龍源寺間歩のあとには、「大森町」の散策を。世界遺産の一部であり、鉱山町として栄え、重要伝統的建造物群保存地区としても選定されている大森町。江戸時代の代官所跡や、武家・商家の住宅、寺院や神社などが入り混じり、現在の生活と調和している街並みは、過去へトリップした不思議な気分を楽しめます。

三瓶山を存分に感じる「西の原駐車場」


島根県には雄大な山の景色を感じられるおすすめのスポットがあります!


それは、島根県のほぼ中心に位置する三瓶山(標高1,126m)の西南の麓にある、「西の原駐車場」。石見銀山から車で30分。目の前に三瓶山が広がる大きな駐車場で、気持ちのいいロケーションです。駐車場の横には、米粉パンや牛乳、地元野菜など、さんべ育ちの美味しいものを提供している休憩スポット「山の駅さんべ」があり、綺麗なトイレもあります。(12〜3月中旬は休業)


三瓶山の周囲には、アクティビティもたくさん。初心者からベテランまで楽しめる6つの登山ルートや、「東の原」には、景色を見ながら10分間で255メートルを登る観光リフトも。さらに、三瓶山は中国地方でたった2つの活火山のうちの1つ。近くには三瓶温泉があり、マグマに温められた温泉が楽しめます!


■山の駅さんべ

住所: 島根県大田市三瓶町池田3294

電話:0854-83-2053

時間:平日10:00〜16:00、土日祝10:00〜17:00

休み:木曜日(祝日の場合営業し、翌平日が休み)(12〜3月中旬は休業)


■西の原駐車場

駐車場:普通車 88台 、大型車 44台

16種類の露天風呂が楽しめる「国民宿舎さんべ荘」


「西の原駐車場」から車5分。日帰り温泉を利用できる「国民宿舎さんべ荘」があります。三瓶温泉の源泉は、中国地方最大で1分間に約3,000リットルの湧出量と豊富な湯量を誇ります。湯量を活かした「国民宿舎さんべ荘」の温泉では、男女合わせて16種類もの露天風呂が楽しめます。


特に、酒樽と釜の浴槽は、加温なし、34.8℃の源泉かけ流し。冬は冷たく、夏はぬるめですが、加温した源泉と温冷交互浴をすれば、肌の色つやもよくなりますよ。温泉は、鉄分と塩を含み、赤褐色。鉄分で体を温め、塩分で保温するので、体はポカポカ。天然の保湿成分、メタケイ酸も豊富で、湯上りのお肌はしっとりすべすべです。


さらに、三瓶は環境省の「平成24年度全国星空継続観測」で、夜空の暗さ日本1位に認定された場所。宿泊者限定ですが、外灯を消して星空を見ながら温泉に入れる「さんべ星空温泉」体験もできますよ!


■国民宿舎三瓶温泉(日帰り温泉)

住所:島根県大田市三瓶町志学2072-1

電話:0854-83-2011

時間:10:30~20:00受付終了、21:00閉館 ※連休、繁忙期は営業時間変更の可能性あり。

休み:無休(※年に数回メンテナンスのための休業あり)

料金:大人600円、小人400円、幼児(3歳以上)200円 2歳以下は無料

駐車場:70台

島根県は訪れたい場所が満載。休憩しながら楽しいドライブを!

いかがでしたでしょうか?

島根県のCarstayステーションと共に、おすすめスポットをご紹介してきました。

まだまだ紹介しきれない見所がたくさんあるので、訪れた際ははご自身の気に入る場所をたくさん見つけてもらえたら幸いです。


▼島根県のドライブ旅(山から海へ大移動ドライブ編)


車での旅が楽しめる島根県。

キャンピングカーのレンタル「Carstay」や車中泊のできる「Carstayステーション」がさらに増えていくと、ますます便利に楽しめるはず!


キャンピングカーや遊休地をお持ちの方はこちら。


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※緊急事態宣言発令に伴い、営業時間変更の場合があります。

※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止にご配慮のうえおでかけください。

 マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2021年4月時点の情報です。

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2019年10月からハイエースでバンライフ!(が、只今休止中w) 喋り好きの関西人です♡新しい体験や、面白そうな人のいるところへフラッと移動中!最近は伊豆下田の海が好きです。

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