福岡市宗像市にある国道495号沿線には、世界遺産と豊かな自然に囲まれていることが魅力の「道の駅むなかた」があります。
豊かな自然の中でのびのびと育った山の幸はもちろん、海が近いこともあり、漁港では毎日新鮮な海の幸もとれて、地元ならではの食材が充実している宗像市。
今回は、周りの観光スポットや組合と協力して 地域の密着、活性化を目指す「道の駅むなかた」の魅力を様々な観点からご紹介したいと思います。
ぜひ福岡県でのバンライフの参考にしてみてくださいね。
道の駅むなかたは、福岡県宗像市にあります。
地元の農業組合や商工会など5団体で協力して出資して設立された「株式会社道の駅むなかた」が安全、交流、発見をテーマに運営をしており、主な目的は、宗像市の地域活性化を図ることですが、地域振興事業の促進なども目的として、宗像市の発展に貢献しているようです。
道の駅むなかたから少し足を延ばすと、樹齢200年以上の黒松の並木が鐘崎(かねざき)から神湊(こうのみなと)間の弓状の海岸に幅1km長さ5.5kmにわたって続く、「さつき松原」が隣接しています。これは「白砂青松100選」に選ばれているほど圧巻の並木道を散歩することができます。
さらに、釣川(つりかわ)河口から玄界灘の絶景が一望できるため、道の駅で休憩しつつ、圧巻の絶景をお楽しみください。
また、道の駅内にある物産直売所では、様々なイベントが開催されており、道の駅を訪れた人々と地域の人たちとの交流を積極的に行っています。
周辺の観光地や施設、観光資源と連携、協力して観光客の域内回遊性を高めることで、宗像市の地域活性化の原動に、季節の旬の食材を使用したイベントや地域と連携したイベントの考案、開催を行うほか、地域季刊誌「My道(まいど)」を年に4回発行して地域情報を広めていっています。
道の駅内にある物産直売所では、農水産品の販売促進を主に行っているほか、アンテナショップで地域産業の振興のために特産品のブランド化推進を目指しており、様々なイベントも行っています。
主な特産品
・宗像産あなご:宗像あなごちゃん祭り(2018年開催)
・JAむなかた『姫神(ひめのかみ)』シリーズ:むなかたの限定された土地で栽培された柑橘類。
・鐘崎天然とらふく・鐘崎天然ふく:香り、旨み、歯ごたえなどが最高品質のとらふく
道の駅むなかたの営業時間など、基本情報は以下の通りです。
施設によって営業時間が異なるため、詳しくは公式サイトをご覧ください。
【所在地】
福岡県宗像市江口1172
【営業時間】
●物産館
・物産直売所
9:00:00~17:00 (通年)
・レストランはまゆう
11:00~16:00(通年)ラストオーダー15:30
●別館 パン工房
・米粉パン工房「姫の穂」
9:00~17:00(通年)
・宗像や(アンテナショップ正助ふるさと村)
9:00~17:00(通年)
●宗像観光おみやげ館
・おみやげ売場
9:00~17:00(通年)
・孝行や(アンテナショップ正助ふるさと村)
9:00~17:00(通年)
休館日:毎月第4月曜日(祝日の場合は翌日)
2/28:メンテナンス休み
8/15~17:お盆休み
12/31~1/5:お正月休み
道の駅むなかたに関する詳しい情報はこちら➩道の駅むなかた公式ホームページ
売り場の3分の1を地元宗像、玄界灘の荒波にもまれた活きのいい海産物で占めており、毎日新鮮な魚が店頭に勢ぞろいです。
加工コーナーでは、有料で三枚おろしにしてくれたり、さばき方や美味しい調理方法などをアドバイスしてくれるサービスもあります。
魚をさばくのが苦手なかたややり方が分からないかたでも安心ですね。
公式ホームページでは毎日、最新の新鮮な海産物の入荷情報を掲載しているので、立ち寄って買い物をする際の目安にしてみてください。
道の駅むなかた内にあるレストランです。
玄界灘で採れた宗像の特産海産物を贅沢に使ったメニューが豊富に揃っていて、メニューに使う食材は地元食材にこだわり、宗像ならではの漁師料理や農家料理を味わうことができます。
【主なメニュー】
・玄海茶漬けセット:新鮮な魚を特製のごまだれでいただく一品
・鯛、ぶり丼:新鮮な鯛とぶりの2点がのった贅沢な丼
・えび天丼:大きなえび天とかきあげがのった丼
・鯛、マグロ丼:新鮮な鯛とマグロを一度に味わえる丼
・マグロ丼:脂ののった美味しいマグロを味わえる丼
レストランおふくろ食堂はまゆうの詳しい情報はこちら➩レストラン おふくろ食堂はまゆう|「道の駅むなかた」公式ホームページ
宗像市と福津市で収穫されたお米で作った米粉パンの専門店です。
JAむなかたが2年かけて試行錯誤の上製造した米粉パンは、しっとりもちもちした食感のため腹持ちがよく、食べ応えがあり満足が高いことが特徴です。
宗像ならではの食材を使った見た目も楽しいパンがたくさん揃っています。
ぜひ旅のお供に購入してみて、お気に入りの味を見つけてみてくださいね。
米粉パン工房姫の粉の詳しい情報はこちら➩米粉パン工房 姫の穂|「道の駅むなかた」公式ホームページ
他にも、特産品を多数取り揃えている「アンテナショップ正助ふるさと村」や「宗像おみやげ観光館」もあるので、道の駅での買い物や食事を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。
道の駅むなかた周辺は数か所のエリアの分かれおり、そのエリアごとに人気の観光スポットが多く点在しています。
公式ホームページでは、モデル観光コースの紹介や観光スポット人気ランキングもまとめられているので、ぜひ参考にしてみてください。
また、季節ごとにイベント開催もされているので、シーズンごとに宗像市の魅力を感じることもできるので1年のうちに何度も足を運びたくなるかもしれませんね。
美しい松林と大海原の2つの絶景を一度に満喫できるウォーキングコースです。
晴れていて空気が澄んでいると世界遺産の候補にもなっている「神宿る島」宗像、沖ノ島も眺望できます。
さつき松原遊歩道の詳しい情報はこちら➩美しい松林と大海原を満喫「さつき松原遊歩道」
日本神話に登場する日本最古の神社の一つである「宗像大社」。
天照大神御神の三柱のお子様の三女神である、田心姫神(たごりひめのかみ)を祀る沖ノ島「沖津宮(おきつみや)」、湍岐津姫神(たぎつひめのかみ)を祀る大島「中津宮(なかつみや)」、市杵姫神(いちきひめのかみ)を祀る田島「辺津宮(へつみや)」の三宮を総じて「宗像大社」と呼びます。
沖津宮が所在する沖ノ島を含めた宗像大社は、世界遺産候補としても話題になっている場所で、毎年秋には三女神が再会するお祭りが行われます。
また、古代から経済や貿易の海上路となっていたため、古くから海上・交通安全の神様としても信仰されています。
宗像大社の詳しい情報はこちら➩宗像大社 公式ホームページ
宗像市と地域の様々な団体が地域産業活性化のために設立された「道の駅むなかた」は、様々な海の幸、山の幸、特産品のみならず、世界遺産や絶景を楽しむことができる場所です。
道の駅だけでなく、周りのエリアに点在する観光スポットも地域の様々な団体が力を入れて紹介しているものばかり。
一度だけでは物足りないと思えるほどグルメも観光も存分に楽しめる、ここ「道の駅むなかた」で、ぜひバンライフの思い出作りと旅の疲れを癒してみてはいかがでしょうか?