その日の気分で自由に選べる!バンライフ・車中泊旅の「食事のスタイル」
その日の気分で自由に選べる!バンライフ・車中泊旅の「食事のスタイル」

その日の気分で自由に選べる!バンライフ・車中泊旅の「食事のスタイル」

東京出身、箱根移住歴6年のフリーランスライター・カメラマン。複数のWebメディアにて料理・生活・バンライフ・アウトドア等の記事を執筆中。 夫婦でデザイン・DIYしたバンで「休日バンライフ」(車中泊)を日常的に楽しんでいます。

おいしいものを食べるのが大好きな筆者にとって、旅の楽しみのひとつとなっているのが旅先での「食事」です。


旅に出ると「何を食べようか」「どこで食べようか」と、食べるものを考慮してスケジュールを立てるほど、とても大切な時間となっています。


そんな車中泊旅の最中の「食事」ですが、みなさんは普段バンライフや車中泊旅でどのように食事をとっているのでしょうか。


今回の記事では、滞在先や設備・その日の気分で違う、車中泊環境にあった「食事のスタイル」を、車中泊旅を日常的にしている筆者がいくつかご紹介していきたいと思います。


車中泊旅では、自炊をするときと外食のとき・お惣菜のときなど、場所や気分に合わせて食事のスタイルを変化させたいですよね。


それぞれの利点やその食事のスタイルを可能にするための条件などを解説していきますので、ぜひチェックしてみてください。

「自炊調理」には熱源(IH・カセットコンロ等)が必要です


滞在先で「自炊」をしたい、と考えているのなら、IHやカセットコンロなど加熱調理が可能な「熱源」が必要です。


熱源が使えない場合は、生野菜や豆腐などを購入してカット・調味だけでいただくか、お弁当やお惣菜を買ってきて食べる、外食をするかのどれかになると思います。


暑い季節なら食材をカットしただけの食事でも良いのですが、肌寒い季節は体が芯から冷えてしまうため、できれば加熱調理ができるアイテムを用意して料理を作れるようにしておくと良いでしょう。


またお湯が沸かすことができれば、味噌汁やスープを用意したり、コーヒーや紅茶を淹れることができます。カップラーメンを作ることもできるので、車内でお湯を沸かす器具を準備しておくのもおすすめです。



カセットコンロかIHクッキングヒーターがあれば、車内でも自宅と同じように加熱調理ができます。


最近ではハイパワーのポータブル電源も多数発売されており、IHクッキングヒーターでの調理が可能となりました。IHクッキングヒーターがあれば、調理の幅がぐっと広がるのは間違いありません。


安全性を考えてカセットコンロではなくIHクッキングヒーターにしたいという方は、まずはハイパワータイプのポータブル電源を用意する必要があります。


ハイパワータイプのポータブル電源は高価ではありますが、一度購入すればIHはもちろん、ホットプレートや電気ケトルにも使用ができるため、あっという間に元が取れるのではないでしょうか。

自炊にこだわらず、飲食店やテイクアウトも活用


自炊にこだわらないのであれば、無理に調理器具を用意せずとも、その土地の食材を使ったおいしい料理をいただくことも可能です。滞在先や滞在方法・期間などを考慮し、そのときどきで調理とテイクアウトを使い分けると良いでしょう。


せっかくの車中泊旅ですから、自炊にこだわらずテイクアウトを利用してみたり、食べ歩きや外食を楽しむのもアリだと思いますよ!

炊事場(流し場)があれば、水を使って調理・片付けができる!


オートキャンプ場など炊事場(洗い場)がある宿泊先であれば、料理の際食材を水洗いしたり、使った調理器具や食器を洗ったりと、調理をして後片付けまで済ませることが可能です。


本格的な調理をしたい場合は炊事場があったり、水を使えるスペースのある場所がおすすめ!


オートキャンプ場だけでなく、CarstayステーションやRVパークでも炊事場(洗い場)が使用できる場所が増えてきているので、事前に炊事場の有無をチェックしておくとよいでしょう。


また水場がない場合は、食材を洗ったり洗い物ができないといった点を考慮し、多少の工夫が必要となってきます。


たとえばカット済み・水洗い不要の食材を使用したり、フライパンやお皿にホイルやラップを敷いて調理・飲食をすることで、調理もスムーズになります。食事の後はホイルやラップを捨てるだけ!洗い物をする必要もありません。


水場がある場所では本格的な調理を楽しみ、水が使えない場所ではそれを不便と思わず、少しの工夫をしながら調理する。そうすることで車中で楽しく自炊し、おいしい料理をいただくことができますよ。

車外でテーブルやイスが使えれば、調理も飲食もラクに!


車外にテーブルやイスを出せるかどうかでも、調理や飲食時の環境がかなり違ってきます。


車外にテーブルやイスを出すことができれば、調理・飲食時に車内の天井の高さやスペースの狭さなどを気にする必要はありません。広々とした屋外で思う存分調理し、おいしい料理が食べられます。


また屋外なら、テーブルの近くにBBQセットを広げて肉を焼いたり、直火で煮込み料理を作ることも可能です。景色を眺めながら温かい料理をゆっくりと楽しむ、なんてこともできますよ。


ただし、道の駅や高速道路のSAなど、車外にテーブル・イス・調理器具等を出すことを禁止していたり、使用することがマナー違反になる場所も存在します。


滞在先のルールをしっかりと把握し、ほかの利用者に迷惑がかからないよう配慮しながら、可能な範囲内で調理・食事を楽しむようにしましょう。

実際の「車中飯」ってどんな感じ?


ここからは、わたしたち夫婦が実際に車中泊旅で食べている食事を写真付きでご紹介していきます。特に多いのが主食やおかず・サラダをひとつのお皿に盛り付けた「ワンプレート」ごはん。


朝食ならパンやたまご、ベーコンを焼いてカット野菜と一緒にひと皿に盛り付けるだけで完成!洗い物も少なくなり、後片付けもラクチンです。



また加熱可能な調理器具があれば、たまごやベーコンを焼いたあと、お湯を沸かしてコーヒーや紅茶をいれることもできますよ!


カット野菜や洗うだけで食べられるプチトマト、そのまま食べられるチーズを使用することで、加熱や野菜をカットする手間を省くようにしています。



ときにはスーパーや回転寿司などでお寿司をテイクアウトして、車内でいただくこともあります。


移動の途中で電話注文をしておき、あとは店舗に取りにいくだけ!景色の良い場所に車を泊めて車内でお寿司を食べるのも、なかなか楽しいですよ。


食べたあとは密封できる袋や大きめのクーラーボックス・密閉式のゴミ箱を使用し、ゴミの処理をしておきましょう。


しっかりと密封してしまえば、車内にゴミの臭いが充満せず、食後も車内で快適に過ごすことが可能になります。

車中泊先の環境や気分に合わせて、車中飯を楽しもう!


今回は、車中泊旅の滞在先や車内・宿泊地の設備で異なる「食事のスタイル」を、車中泊旅経験のある筆者が実際の食事の写真とともにご紹介しました。


調理器具や水の使用可否、テーブルやイスを車外に出せるかどうかで可能になる食事のスタイルはかなり違ってきます。現在自炊をしている方も、厳選した調理器具を持参して調理自体を楽しんでいるような印象です。


自炊に限らず滞在先で現地の名産品を購入して車内で食べるだけでも、普段の生活と違った「非日常感」が味わえるのは間違いありません。


バンライフ・車中泊旅は普段の自宅での生活や旅館での宿泊と違い、不便さや制約も多々あります。ぜひさまざまな工夫をしながら、車中飯を楽しんでみてくださいね。



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東京出身、箱根移住歴6年のフリーランスライター・カメラマン。複数のWebメディアにて料理・生活・バンライフ・アウトドア等の記事を執筆中。 夫婦でデザイン・DIYしたバンで「休日バンライフ」(車中泊)を日常的に楽しんでいます。

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