冷暖房が付いているキャンピングカー SAny.VANオプション紹介 〜後半〜
冷暖房が付いているキャンピングカー SAny.VANオプション紹介 〜後半〜

冷暖房が付いているキャンピングカー SAny.VANオプション紹介 〜後半〜

2025年2月11日
インタビュー

大阪府出身、DIYした軽キャンピングカーで日本一周中のフリーランスライター、旅インフルエンサー。SNSではリアルタイムのキャンピングカー旅の様子を発信中。夢はバンライフで世界一周をすること。

バンライファーの声を実現したCarstayのキャンピングカーブランドが「SAny.VAN(サニーバン)」。


前編の記事ではMobi Lab.の工場長である向田涼哉さんに、SAny.VANの標準装備の特徴やこだわりのポイントなどをご紹介していただきました。


後編ではこれまで製作した3台のキャンピングカーと共に、多彩なオプションをご紹介いたします。

SAny.VAN フルオプション

以前に紹介いただいたキャンピングカーと変わった点はどこですか?


この車両の場合は、床の素材が変わっています。


標準装備はクッションフロアだったのですが、これは足場板といって本物の木の床になっています。

作業現場とかで使われる足場の板を使っているので、傷の感じがアンティーク感を演出し、雰囲気がグッと出るんですよね。

足場板の場合は土足前提で使えるのでキャンプやアウトドア好きの人や、土足のままの方が楽という方には特におすすめです。



冷蔵庫のオプションもあり、この棚の中に入るように設計されています。

取り出しも可能で、外に持ちだして使用ができ、シガーソケットからの充電も可能です。

容量も多く、こちらは13リットルあります。



また、冷暖房設備も追加しています。

こちらはクーラーで、クルスターというメーカーのもので、室外機はスペアタイヤの下にあります。



また、クーラーを稼働させるには容量の大きいバッテリーが必要です。

標準装備だとポータブル電源が付いているのですが、そんなに容量的には大きくないので、クーラーなど電力消費が大きい電化製品を使いたいとか、長期で旅に出る方には、オプションで組めるリチウムのバッテリーがおすすめです。


これは400アンペアの一番大きいバッテリーですが、ベッドの下に入るように設計がされています。

ベッドは2つに分かれているのですが、うちの家具は前側を全部使ってこういったチャージャーやインバーターなども全部オプションで付けられるようになっています。

400アンペアだけでなく、200アンペアもありますし、鉛のサブバッテリーシステムも組むことが可能です。



また、FFヒーターも付けました。FFヒーターはエンジン切っていても暖房が使えるので、冬でも快適に車内で過ごすことができます。

実際にクーラーはどのぐらい持ちますか?

これが400アンペアのリチウムのバッテリーなので、満充電で2晩くらいは持ちます。


もちろんクーラーだけでなく冷蔵庫や色々な電化製品を同時に使うと減ってしまいますが、冷蔵庫は消費電力が少ないです。


FFヒーターに関しては、クーラーと違って燃料はガソリンですし貯油燃料が少ないので、全然鉛バッテリーでもいいぐらいの機械ですね。

バッテリーの充電はどれくらいかかりますか?

チャージャーの容量は決まっているのですが、このチャージャーが50アンペアなので、8時間で満充電になります。あとは走りながらも充電されます。


基本は前の日の晩に充電をしていただいて、朝起きたら満充電になってるというのが皆さんがよくされている使い方です。


今回ご紹介したのは人気のオプションですが、他にもさまざまなオプションがあるんですよ。

お客様によって使い方が違うので、ヒヤリングをして一人一人に合ったオプションをご提案させていただいています。

Sky Bridge インテリアプラン


こちらのSAny.VANはハイエースベースで、レトロラインがグレーになっています。


先ほどの車両は明るい雰囲気でしたが、こちらは少しクールな雰囲気になっていて、同じSAny.VANなのですが、こちらは内装をアップグレードした、Sky Bridge Interiorプランというモデルです。


Sky Bridgeというキャンピングカービルダーさんとコラボしている商品なので、中の家具は全部SAny.VANと同様なのですが、床、天井、壁はSky Bridgeさんのインテリアを使っています。

Sky Bridge Interiorプランの特徴はなんですか?


ベッドマットのカラーが濃いグレーだったり、パネルがチェック柄になっていたり、壁の埋め込みや、防音・断熱も入っていたり、天井には上質な突き板を使用しているので、好みもあるかと思いますが、こちらの方が物としては良くなります。


標準装備のアップグレード版といったイメージですね。

SAny.VAN ハイエースポップアップルーフ1系



こちらもSAny.VANの1つなのですが、車体はハイエースのポップアップルーフの1系で知り合いから譲っていただいたものになります。

元々キャンピングカーだったものを、リフォームという形で全部作り替えてSAny.VAN仕様にしたのがこの車です。



普段はサーフィンをするので、床は足場板に張り替えています。土足で使用していて、濡れてもあまり気になりません。



ベッドマットのカラーはベージュです。


他の3台になかったオプションだと、こちらは実は元々付いていた「バタフライシート」と呼ばれる、後ろ向き・前向き・フラットに自由自在に変えられるシートです。


iSeatというブランドのものを付けることが可能です。

椅子の下に収納が可能で、椅子とベッドの間にテーブルを別でつけると、向かい合わせで座ることも可能になります。



また、シンクの水道ホースが伸びてシャワーとして使用できるオプションもあります。

ワンちゃんを飼っている方はこれで足を洗ったりもできますし、僕は海に入った後にシャワーを気軽に浴びられるところが気に入っています。


キャンピングカーの使用用途や、こんなのを付けて欲しいなど要望があれば、できる限り対応させていただきます。

SAny.VANの今後の展開を教えてください!


前半・後半合わせて車両を4台ご紹介いただきましたが、今はこのベッドとデスクのキャビネットがセットになったタイプをご紹介いただきました。また、キャビネットなしで、全部ベッドになるモデルもすでに完成しています。


このキャビネットシンクキットと呼ばれるものを前側に移し、セカンドシートは取り除くというパターンもできますし、コの字にして真ん中にテーブルを置くパターンも今作ろうと検討しています。


また、ハイエース・スーパーロングで2段ベッドも作りたいなと考えており、全て自社で設計をしているので、データさえ完成すれば可能かと思います。



最新情報はYouTubeをご覧ください!

今回ご紹介した車両は、現在は絶賛販売中です。

今後も在庫車両はご用意させていただく予定ですので、ご興味のある方は今すぐ納車できる車があるかどうかお問合せください。


また、YouTubeチャンネルでは作業風景や新しいレイアウトやオプションなどかできたら随時発信をしております。ホームページの方にもSAny.VANの制作実績や参考金額を掲載しているので、ぜひご覧いただければ幸いです。

動画で楽しむ

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大阪府出身、DIYした軽キャンピングカーで日本一周中のフリーランスライター、旅インフルエンサー。SNSではリアルタイムのキャンピングカー旅の様子を発信中。夢はバンライフで世界一周をすること。

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